光通信、光回線、光ファイバー…? 専門家が答える8の疑問

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ネット環境を整えるために、知っておきたい基礎知識とは?

 動画や音楽などを高速でやり取りできる光通信。扱っているプロバイダは『au one net』(KDDI)に『J:COM』(ジュピターテレコム)など様々だが、そもそも「光通信」って何? 従来のものとの違いは? 初期費用や設置工事は…など、疑問を抱えたままの人もいるのでは? そこで光通信に関する基礎的な疑問8つをピックアップし、KDDI・サービス企画本部の高尾祥子氏にアドバイスを伺った。

1)光ファイバー/光回線/光通信・・・って?

 「光ファイバー」はガラスやプラスチックを素材としたケーブルのこと。このケーブルを巡らせたものが「光回線」。そしてこの回線を使った通信が「光通信」です。レーザー光を透過させるため、通信の拠点となる場所から自宅までの距離で減退を受けないので、どこからでも安定して高速に大量のデータのやりとりができます。

2)光ファイバーの回線速度はどのくらい?

 光ファイバーの回線速度は、現在は上り下りともに最大で100Mbpsおよび1Gbpsが一般的。ただ、光ファイバーを引き込むサービスは、速度を保証しない“ベストエフォート型サービス”であることが多いため、パソコンや通信機器、アクセス回線の混雑度合い、サーバーの処理能力などにより利用時の回線速度は大きく異なります。

3)開通するために必要な手続きとは?

 光ファイバーの開通手続きとして、まず住んでいる地域やマンションが光ファイバーの利用可能エリアかどうかを確認してください。戸建てやマンションなど、住居によって月額利用料や工事の内容が異なるため、利用環境について把握してから光ファイバーサービスを扱うプロバイダとやりとりしましょう。

4)開通するために準備することはある? 固定電話回線は必要?

 固定電話回線は必要なし。100Mbpsおよび1Gbpsの速度に対応するLANケーブル、パソコン、ブロードバンドルータなどのネットワーク機器を用意してください。100Mbpsおよび1Gbpsに対応しないLANケーブルだと、期待通りの速度が出ないことがあるため注意が必要です。

5)開通の際は、どんな工事をするの? 壁に穴を開けない方法はある?

 【戸建ての場合】まず、電話回線の配管やエアコンのダクトといった引込口を使い、最寄りの電柱の電線から家の壁面まで光ファイバーのケーブルを通します。引込口がなければ、壁に直径約1cmの穴を開けることになります。【集合住宅の場合】光ファイバーに対応している物件であれば、すでに共有部分まで光ファイバーケーブルが通っているため、共有部分の配線工事だけで済みます。ただしマンションによって様々なケースがあるため、光ファイバーを申し込む前に必ず確認してください。

6)開通工事など、初期費用は通常どれくらいかかる?

 光ファイバーの開通工事にかかる費用は、戸建ての場合約2万〜4万円、集合住宅の場合約2万〜3万円が一般的です。これらの光ファイバーの開通工事費を含む初期費用については、実質無料になるキャンペーンを実施しているプロバイダが多いので、しっかり調べましょう。

7)ADSLよりも費用が高い場合が多いのはなぜ?

 光ファイバーを利用するには、回線事業者に支払う『回線利用料金』と、プロバイダに支払う『プロバイダ利用料金』がかかります。ただし、これらは一体化したプランが主流となっています。

8)月額利用料の目安はどのくらい?

 光ファイバーの月額利用料は回線速度により異なりますが、戸建ての場合約5000〜6000円、集合住宅の場合約3000〜4000円です。プロバイダによっては、キャリアを限定して携帯電話やスマートフォンの月額利用料を大幅に割引するサービスを用意しているところも。このように様々なサービスを組み合わせて、総合的に利用料金を安くしているプロバイダもあります。

 最近では『TSUTAYA』に『Hulu』など、映画や海外・国内ドラマなどをそろえた動画配信サービスが続々と展開され、これらを楽しむためにはユーザー側がネット環境を整えることが必須。あやふやな知識でプロバイダとの契約を交わしてしまう前に、ぜひ各社のキャンペーン内容を比較・検討してほしい。正しい基礎知識を身に着け、自分に合ったプロバイダ選びを実践しよう。

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