2015年08月13日 09時40分
地震・災害時に役立つ! 「トランクルーム」3つの活用テク
地震への備えといえば、水や防災グッズなど。保存スペースがない場合は、トランクルームが役立つ(写真はイメージ)
トランクルームというと“自宅に入りきらない物を置いておくスペース”というイメージが強いが、東日本大震災以降は地震への備えとして利用する人が増えているという。では、トランクルームのどういう点が災害時に役立つのか? 詳しく見ていこう。
■水や食糧の備蓄場所になる
地震の備えといえば、水や食糧、防災グッズなどだが、かさばるものも多く、保存スペースを確保するのは難しい。実際、東日本大震災直後は置いておいたものの、結局は捨ててしまったという人も少なくないだろう。そこで役立つのがトランクルームだ。スペースを気にせず十分な量を置いておける上、空調管理されているところもあるため、保管しておいても安心できる。
■家財道具の一部を預けてリスクを分散
今ある家財道具の一部をトランクルームに預けておくことも、防災対策として有効。地震で自宅が被災した際に、家財道具を失うリスクを軽減でき、被災後も生活を再開しやすいからだ。この目的でトランクルームを借りる場合は、耐震性なども考慮して選ぶといいだろう。
■一時的な荷物置き場として使う
もし被災して引っ越しを余儀なくされた場合、トランクルームは一時的に荷物を置いておく場所として役に立つ。緊急時は大量の荷物を持っていくことは難しく、引っ越し先に置き場所がないことも多い。そんなとき、トランクルームを借りていれば、荷物を捨てずにいったん保管しておくことが可能なのだ。東日本大震災直後は、こういった目的で被災者がトランクルームを利用するケースが多かったという。
これから30年以内に南海トラフ地震が発生する確率は70パーセント、首都直下型地震はいつ起きてもおかしくないといわれている。今こそ、一時的ではなく長期的な対策を考え、そのひとつとしてトランクルームという選択をしてみてもいいかもしれない。
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