2012年04月11日 15時36分

中古車販売初の教育・認定制度「中古自動車販売士」5363名誕生

 中古車販売に関する初めての教育・認定制度「中古自動車販売士」(主催・社団法人日本中古自動車販売協会連合会)の研修・試験が終了し、全国で5363人の販売士が認定された。

 車検制度が充実していることもあり、日本の中古車は世界的にみると品質が高いと言われている。しかしその一方、中古車は経年劣化のほか、前オーナーの使用状況や整備状況、事故の有無によってコンディションが異なるため、購入の際は慎重になる人が多い。

 もともと中古車の査定を行う「中古自動車査定士」(主催・財団法人日本自動車査定協会)などの資格はあるが、「中古自動車販売士」はそんな中古車を取り巻く消費者の不安を解消する目的で設立。昨年11月から今年3月にかけて全国各地で行われた研修・筆記試験では、中古車販売の実務経験を持つ受験者が車両を見極めるための知識や法令・ルールなどを改めて学び、筆記試験を受けた。

 今回認定された5363人は今後、2年ごとに更新を行い、研修を受ける。

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