これだけは知っておきたい! 誰でもわかる【ネット銀行】の制度・法律

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「知っておくべき」ネット銀行の制度&法律

 ネット銀行はインターネット上でほとんどの手続きができる便利さが人気だが、一方で不安もあるだろう。そこで、制度や法律について「これだけは知っておきたい」ことを簡単にまとめて紹介する。口座を開設するとき、お金を借りるとき、トラブルに見舞われたときに必要な知識となるので、理解しておくといいだろう。

■盗まれたお金は返ってくる?

 ネット環境さえあれば、銀行窓口に行かずとも預金の管理が簡単にできるネット銀行。便利な反面、トラブルや被害も増えている。ネット銀行の被害の中でも多いのが、第三者から知らないうちに預金を引き出されてしまうケースだ。しかも年々手口が巧妙になってきており、ネット銀行を使っている以上、万が一ということも考えられる。

 そこで気になるのが「不正に盗られたお金が返ってくるのかどうか」。これに関連して、平成18年から「預金者保護法」が施行されている。同法律によれば、キャッシュカードを偽造されたり、盗難されたりしても、預金者が負担を負うことはない。

 ただ、預金者もIDやパスワードを他人に悟られないようにする必要があり、管理上の過失がある場合は補償額が減額されることがあったり、補償が受けられないケースがあることは注意しておくべきだろう。

■事前の説明はあった? 「仕組み預金」で知っておきたいこと

 高金利なことからネット銀行でも人気の「仕組み預金」(参考記事:【ネット銀行】定期預金より高金利! 「仕組み預金」とは何か? リンク:http://life.oricon.co.jp/rank_netbank/news/2053440/)。リスクとしては、元本割れを起こす可能性がある。実は、元本割れを起こすような金融商品を消費者に進める場合は、「金融商品販売法」によって事前に説明する義務が定められている。これに違反し、元本割れを起こしている場合は、損害賠償責任が発生する。

 仕組み預金や外貨預金など投資性のある金融商品を勧める場合にも、金融商品販売法と同等のルール(金融商品取引法)が適用されるので、説明を受けるときはメリットばかり言っていないかチェックするようにしよう。

■ネット銀行は総量規制対象外

 総量規制とは改正貸金業法によって定められている「借入総額が原則、年収等の3分の1までに制限される」仕組みのこと。これによって、年収300万円の人が消費者金融などの貸金業者からお金を借りる場合は、100万円までしか借りることができなかった。

 だが、ネット銀行は総量規制対象外。年収の3分の1を超える融資を受けることも可能。また、ネット銀行の多くは、消費者金融よりも低金利なので、支払総額を減らすこともできる。ただ、ネット銀行でも借入額の制限を設けているところが一般的だ。

■破綻しても保証される?

 ネット銀行にも預金保険制度があり、金融機関が破綻した場合に「元本1000万円+その利息等」が保障される。逆に1000万円を超過した場合は、その分の預金が保護されない(一般銀行も同様)。これがいわゆる「ペイオフ」だ。一方で、外貨預金や外国銀行の在日支店や海外支店も保護されないので、注意が必要だろう。

 ペイオフが実施されたのは、2010年の日本振興銀行が初。頻繁に破たんが起こるわけではないが、少しでも懸念を感じるのであれば、ペイオフ対策として1000万円を超える資産は、分散しておくべきだろう。

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