2015年07月18日 10時20分

【ネット銀行】法人利用は何がオトク? メリットも紹介!

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ネット銀行の法人利用は何がオトク? メリット盛り沢山

 インターネット上でサービスを運営することでコスト削減を実現しているネット銀行。店舗コストや人件費などを節約することで、そのぶん金利を高く、手数料を低く設定できるのが特徴だ。一般的な銀行からネット銀行に移行する人も多いが、法人はどう利用できるのだろうか?

■法人も利用可能

 店舗型の銀行に比べて金利が高いネット銀行。手数料も安く、リアルタイムな取引もできるため、貯蓄や投資に優れている。法人であってもなるべく節約したいのは同じなので、1円でも安くなるのであれば、それに越したことはない。

 取扱いについては、法人でもネット銀行を利用できる。一部の銀行が法人に対応していないだけで、ちゃんと法人用の口座も作れる。法人口座を作れば、業者への支払いもわざわざ銀行へ行く必要がなく、事務所から振込みができるので非常に便利。また、リアルタイムで支払いができるため、企業の信用度も高くなる。

 個人の口座と違って細かい点で契約が違ってくるが、それでも店舗型の銀行と比べて色々お得になっているのだ。

■振込手数料が安いのは大きなメリット

 法人にとって振込手数料は頭痛の種。従業員への給料振込みはもちろん、取引先への支払いなど、様々なシーンで発生する。そのため、小さな出費も結果的に大きな出費になるといえるのだ。つまり、法人にとって銀行を選ぶ際は、金利以上に振込手数料が重要なポイントになるといえるだろう。

 ネット銀行は、金利の高さに注目が集まりがちだが、実は振込手数料が安いことでも有名。たとえば、店舗型銀行の振込手数料は同行で108円〜540円前後。他行ならば270円〜864円程度かかる。一方、ネット銀行は同行で51円〜113円前後。他行でも216円〜432円程度だ。同行であれば、ほぼ半額。他行の手数料もかなり安いのだ。

■ネット銀行と協同組織金融機関の併用

 店舗型銀行に比べて、振込手数料の安さも目立つ。たった数十円、数百円の世界だが、取引先や従業員が多いほど、また店舗型銀行から支払い続ける間、振込手数料の差はどんどん広がっていく。節約を考えている事業主はネット銀行の利用を考慮してもいいだろう。

 ただし、中小企業の場合は、ネット銀行一本に絞るのはなかなか難しい。後々の融資申し込みなどを考えると、協同組織金融機関(信用金庫・労働金庫等)の口座も必要。そのようなときは、ネット銀行をメインにして、サブ口座として協同組織金融機関とお付き合いする方法がオススメ。振込手数料の節約を図りつつ、融資も受けやすくなるため、一石二鳥といえるだろう。

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