2015年03月05日 09時00分

【ネット銀行】知ってお得な「組み合わせ」って何? 選び方も紹介

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ネット銀行の知ってお得な「組み合わせ」を紹介

 近年、サービスに特徴のある一般銀行が増えており、貯蓄用と普段使いで二つの口座を持っている人も多いのでないだろうか。ネット銀行もまったく同じ傾向にあり、複数の銀行に預けることで、もっとお得に利用することができるのだ。そこで今回は、具体的な用法などを交えて、お得な組み合わせを紹介していく。

■そもそも「組み合わせ」って何?

 組み合わせは、簡潔に言ってしまえば“複数の銀行口座を持つ”こと。複数の口座を持つことは貯蓄的・資産運用的にも効果的で、よりお金が溜まりやすくなると言われている。

 たとえば、銀行口座を一つしか持っていないと仮定する。貯蓄用口座と普段使い用口座が一緒であれば、いつの間にか貯蓄を切り崩してしまう恐れがある。ローンなどの支払いで子どもの学費が足りなくなってしまったという事例も少なくないのだ。だが、口座をあらかじめ分けておけば、そういったトラブルは避けられるので、資産を安全かつ計画的に管理できる。

 逆に、口座を複数持つことで管理が難しくなると感じる人もいるだろうが、それ以上のメリットもある。組み合わせを上手に活用して、効率的に資産管理・運用するといいだろう。

■オススメは「貯蓄+普段使い」

 では、実際のおすすめ方法を紹介していこう。

 例えば、金利は高くATMが少ないA社と、金利が少ないけれどATMが多いB社があったとしよう。どちらか一社だけでは一長一短となるが、「貯蓄はA社」「普段使いはB社」と使い分けることで、お互いの短所を補うことができる。

 貯蓄用の銀行選びは、非常に簡単。純粋に「金利」が高いところを選べばいいからだ。貯蓄用なので基本的には預けっぱなしとなるので、他の要素はそれほど気にする必要はない。

 普段使いの銀行は、多少金利が低くても「使いやすさ」を重視したいところ。ATMの数が多ければ、どこでもお金を引き落とせるし、手数料が低ければ、小まめにお金を下ろすこともできるからだ。

 そのほか、外貨預金・株式・投資信託などで細かく口座を分ける人もいるが、初めての場合は「貯蓄+普段使い」だけでも十分。効率よく貯蓄するためにも、最低も二つの口座を用意しておこう。

■各銀行の特徴を知って、最適な組み合わせを!

 ネット銀行の組み合わせを成功させるためには、銀行の特徴を知らなければならない。住信SBIネット銀行であれば、全国のコンビニATM・ゆうちょATMが24時間基本無料で使えるため、使いやすさは抜群。お財布代わりの利用に向いている。

 新生銀行は外貨預金・投資信託に強く、ネットでスムーズに取引できるのが特徴。資産運用型のネット銀行と言えるだろう。

 また、預金利率が高いソニー銀行や、auユーザーにメリットが多いじぶん銀行、地方でも利便性がいいゆうちょ銀行など、それぞれに特徴がある。

 ベストな組み合わせは用途によって変わってくるので、最適な形を見つけるためにも、契約をする前には必ず比較を行うといいだろう。銀行の特徴を知れば、自ずと最高の組み合わせが見えてくるでしょう。

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