2015年07月24日 08時50分
「振込手数料」無料の【銀行】はどこ? 無駄を抑えて“よりオトク”に!
「振込手数料」無料の【銀行】を紹介 無駄を抑えてよりお得に!
家賃や習い事代のほか、ネットオークションの支払いなど、銀行の口座からお金を振り込む機会は何かとあるもの。その度に手数料がかかることに悩んでいる人もいるだろう。実は、ネット銀行では選び方次第で、自分が持っている銀行とは異なる銀行宛ての振り込みでも、振込手数料を無料にできる方法がある。無駄な出費を抑えて、貯金につなげられるので、振り込む機会が多い人は、ぜひチェックしてみてほしい(※情報はすべて2015年7月7日現在)。
【1】月に1〜5回、条件によって振込手数料が無料
ネットを介して振込みをすることで、他行への振込手数料が一定回数無料になるネット銀行がいくつかある。例えば、「住信SBIネット銀行」は、他行への振り込み手数料が無条件で月3回まで無料だ。「新生銀行」は、無条件で月1回、他行への振込手数料が無料(取引条件により、月5回、月10回まで無料)。ソニー銀行は、月1回他行への振込手数料が実質無料になる(振込手数料を支払うが翌月にキャッシュバック)。
オリックス銀行は、月2回まで他行への振込手数料が無料だが、楽天銀行宛てのみ1回あたり432円の振込手数料がかかる。大和ネクスト銀行は、月3回まで他行への振込手数料が無料になるが、キャッシュカードが発行されないことに注意。キャッシュカードを利用したい場合は、大和証券の口座も開く必要がある。
他行への振り込みが定期的にある人は、いずれかの銀行口座を持っておくと便利だろう。
【2】利用者が多いことでのメリットもあり!
ゆうちょ銀行同士の振り込みは、ATMを利用すれば回数無制限で振込手数料が無料だ(2016年9月30日まで)。インターネットバンキング「ゆうちょダイレクト」を利用する場合は、月5回まで振込手数料が無料になる。
ゆうちょ銀行は全国各地にあり、ネットオークションの振り込み先として利用されるケースも多い。個人間の振り込みをよく利用する場合は、ゆうちょ銀行の口座を持っておくといいだろう。
【3】よく振り込む銀行と同じ口座を持つ
多くの銀行で、同じ銀行間なら振込手数料が無料になるケースがある。その一例として、三菱東京UFJ銀行。もし、家賃を毎月三菱東京UFJ銀行の口座に振り込む必要があれば、三菱東京UFJ銀行の口座を開設しておけば、手数料無料で振り込むことができる。ただし、銀行によっては、同じ銀行間の振込手数料が無料でない場合もあるため、確認しておこう。
無駄な出費は誰しも抑えたいので、自分に合った銀行を見つけるといいだろう。注意したいのは、銀行口座を増やすと、管理が煩雑になるという点だ。それぞれのキャッシュカードや暗証番号、ネットバンキングのパスワードなどの管理は厳重にして、安全に利用するようにしよう。
(ライター:西山美紀)
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