2016年03月28日 09時20分
「カードローン」は住宅ローンと併用できる? 審査ではプラス評価に!
カードローンと住宅ローンは併用できる? 気になるローンの併用について紹介!
無担保で用途制限のないカードローンは、生活に役立つローンの一つ。ただ、気になるのは、ほかのローンと併用できるかどうか。今回は、住宅ローンをはじめ、ほかのローンとカードローンを併用する際に気を付けたいポイントや審査時の注意点などを紹介していこう。
■住宅ローンは“総量規制”の対象外!?
消費者金融系のカードローン会社は、貸金業法の総量規制の制限を受け、借り手の年収の3分の1を超える融資はできないことになっている。だが、「住宅ローン」はこの規制の対象外。住宅ローンだけでなく、借り入れの目的が決まっていて、しっかりした担保がある「自動車ローン」や「事業者ローン」なども同様の扱いとなる。
カードローンの審査の際には、ほかのローンの状況を必ずチェックされるが、住宅や自動車はローンを組んで購入するのが一般的であること、銀行や住宅金融支援機構などの審査をクリアしてローンが組めている時点で安定収入があると認められることなどから、返済を滞納していない限り、審査には影響を及ぼさない。むしろ、信用面でプラス評価となることがほとんどだ。
■ローンを組む順番に要注意!
ここで気を付けておきたいのは、先にカードローンを組んでいる状態で住宅ローンの審査を受けるケース。住宅ローンの審査において、カードローンの借入実績があったり、滞納せずに返済を続けていたとしても、完済していない限り通過することが難しくなってしまう。カードローンの借入残高や年間の返済額にもよるが、この場合にはマイナス評価につながりやすいため、カードローンと住宅ローンの両方を組む場合は、順番に注意したい。
カードローンと住宅ローンは、借り入れる順番さえ気を付ければ併用可能なローンとなる。だが、二つのローンを組むことによって家計の負担も増えるため、カードローンとそのほかのローンを併用する場合には、計画的な返済を心がけることが大切だ。
>>気になる“審査” 満足度で選ばれた【銀行カードローン】ランキング
>>カードローンの利息っていくら? 「金利」を下げるコツも紹介!