2016年04月24日 10時20分

カード紛失や詐欺に遭ったら!? カードローンの知っておくべきサポート体制!

カードの紛失・盗難に遭った場合どんな行動をとればいいのか、今一度確認しておこう [拡大する]

カードの紛失・盗難に遭った場合どんな行動をとればいいのか、今一度確認しておこう

 限度額内であれば、カード1枚でいつでもどこでもお金が借りられるのが、カードローン最大の魅力。だが、そんな便利なカードを紛失したり、盗まれたらどうなるのか不安に思う人も多いだろう。万が一の際に、どんな行動をとればいいのか、どんなサポートが受けられるのかを知っておくことは非常に重要だ。そこで今回は、カードの紛失や詐欺に遭った時にすべきことやサポートサービスについて紹介していこう。

■カードローンの紛失・盗難にあったら?
 もし、カードローンのカードを紛失したり、盗難にあってしまったら、最初にするべきことは「カードローン会社に電話をしてカードの使用を差し止めること」だ。たとえカード番号がわからなくても、名前や住所から調べてくれるので、とにかく気づいた時点ですぐ自分が契約するカードローン会社の「紛失対応窓口」に電話をすることを覚えておこう。

 次に、所轄の警察署に行き、紛失又は盗難届けを出すこと。万が一、カードが不正利用されていた際は、保険で補填されるか否かのポイントにもなるので、この2点は必ず実行するようにしたい。

■詐欺被害の例・対策
 カードローンの便利さが広まるとともに、カードローンを利用したさまざまな詐欺も発生している。代表的な手口には以下のようなものが挙げられるのでチェックしておこう。

<偽DM詐欺>
 カードローン会社を勝手に名乗り、融資の勧誘や返済請求、債権回収などを名目としてDMが送られて来るパターンが偽DMによる詐欺だ。このような場合は、とにかく相手にしないことが一番。

<保証人詐欺>
 カードローンは基本的に保証人が不要。だが、借入額が高額になる場合に限り、保証人が必要な場合もある。「必要な保証人を紹介する」と持ちかけ、紹介料を払っても、実際には保証人は紹介されず、お金だけを騙し取られる詐欺なので、注意しよう。

<フィッシング詐欺>
 フィッシング詐欺は、カードローン会社や金融機関を名乗ってメールを送信し、カード暗号や暗証番号、銀行口座などの情報を引き出そうとするもの。悪質なものでは、メールを開封しただけでパソコンがデータを盗むウイルスに感染する場合もあるので、心当たりのないメールは開かないようにしたい。

<名義貸し詐欺>
 「カードローン調査のアルバイトをしませんか」などと持ちかけてカードを契約させ、小額の謝礼と引き換えに暗証番号を要求する名義貸し詐欺。カードを使って借り入れを行う詐欺なので、こちらも十分注意したい。

 カードローン各社の公式サイトでも、最新の詐欺情報を公開し注意を呼びかけている。一度目を通し、どんな手口があるのか知ることで詐欺被害に遭わないための“予防”になるかもしれない。

■カードローンのサポートサービス
 紛失や盗難、詐欺に気をつけていても、被害に遭ってしまうことがある。その場合はどうなるのか。

 実は、ほとんどのカードローンにはカードの紛失・盗難保険が付保されており、紛失や盗難を届け出た日から60日さかのぼって、それ以降の損害を補填してくれる。つまり、万が一自分のカードローンが悪用されたとしても、届け出さえしておけば、金銭的な被害が発生することは基本的にはありえないのだ。

 カードの裏面に署名していなかった、暗証番号に誕生日や電話番号など類推されやすい番号を設定していた、カードを駐車中の車に置いたままにしたなど、明らかに“カードの管理が甘かった”と思えるような事態さえなければ、たとえ使い込まれていても、その分の保証を受けとることができる。

 また、カードが紛失や盗難にあった場合、通常カードが再発行されるまでカードの利用ができなくなる。だが、この点に関しても、緊急カードの即時発行や緊急キャッシングサービスを行っているカードローン会社もあるため、事前に自分のカードローン会社のサービスを確認しておくと良いだろう。

 カードの紛失や盗難、詐欺にあわないために必要なのは、“普段から注意を払っておくこと”に尽きる。上記の項目をきちんと理解し、万が一の際には「カードローン会社の紛失・盗難窓口に速やかに連絡する」「警察に紛失・盗難届けを出す」ことをしておけば、仮に使い込み被害にあったとしても実害は0円に抑えられる。とはいえ、トラブルはないに越したことはないので、くれぐれもカードは大切に保管・管理しておきたい。

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