2017年04月08日 10時30分

合言葉は「ブタと燃料」 バイク乗車前のカンタン点検

 都内は桜が満開となり、ドライブやツーリングには絶好の季節。気持ちの良い運転のためにも乗車前の点検は大切だけど、毎日全てを点検するのはちょっと大変…と感じる人も少なくない。そこで今回は、バイク乗車前に、最低限でもここだけはチェックすべき4ヶ所の頭文字を合体させた言葉『ブタと燃料』を使って、チェックポイントを紹介する。

バイク乗車前に最低限チェックすべき『ブタと燃料』の箇所とは?

バイク乗車前に最低限チェックすべき『ブタと燃料』の箇所とは?

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【ブ】ブレーキ周辺
 ブレーキの効き具合はもちろんのこと、前・後輪ブレーキの遊び具合やブレーキレバーの調節、ブレーキ液(ブレーキオイル)やブレーキパッドの量などもチェックしよう。

【タ】タイヤ
 パンクの有無だけでなく、タイヤに亀裂が入っていないか、溝がしっかりと残っているか、異物が刺さっていたり、挟まっていないかもチェック。空気圧が適正となっているかも忘れずに確認をすること。

【と】灯火類(ライト)
 方向指示器、尾灯、停止灯、前照灯などのライト系統は、正常に点灯・点滅するかを確認すること。球切れはしていないか、レンズの汚れや破損の有無も見てみよう。

【燃料】ガソリン
 キャップを開けて、タンク内のガソリンが入っているか、変な臭いはしないかなど、自分の目や耳を使って確認をしよう。

 基本的な総点検に関しては、『ネン・オ・シャ・チ・エ・ブ・ク・トウ・バ・シメ』という呪文のような合言葉もあるので、こちらも覚えておくと便利。ちなみに、ネンは「燃料」、オは「オイル」、シャは「車輪・タイヤ」、チは「チェーン」、エは「エンジン」、ブは「ブレーキ」、クは「クラッチ」、トウは「灯火類」、バは「バッテリー」、シメは「締め付け」を表している。

 点検することは、バイクの故障への早急な対応や、燃費が抑えられたりエコドライブにもつながる。楽しく安全な運転をするためにも、普段から点検をする習慣を付けておこう。

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