2012年04月13日 10時19分

三菱自ら、EV電池を使ったスマートグリッド実証実験

EV電池を活用した三菱自動車らの実証実験施設(愛知県岡崎市) [拡大する]

EV電池を活用した三菱自動車らの実証実験施設(愛知県岡崎市)

 三菱商事、三菱自動車、三菱電機は12日、電気自動車(EV)に搭載された蓄電池を活用して工場施設の電力需要平準化を行うスマートグリッド実証実験装置を名古屋製作所(愛知県岡崎市)に完成させ、稼働を開始した。

 同実験では出力が不安定な再生可能エネルギーや夜間電力を蓄電池に充電し、工場やオフィスの電力需要がピークを迎える時間帯に供給。電力需要を平準化させるほか、EVから回収されるリユース蓄電池を活用することでコストを抑え、再生可能エネルギーやEVを普及させることを目的としている。

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