2012年05月22日 17時13分
トヨタ、ハイブリッド車の累計販売台数400万台突破
トヨタ自動車のHV累計販売台数が400万台を突破(写真は『プリウス』)
トヨタ自動車は22日、国内外でのハイブリッド車(HV)累計販売台数が2012年4月末までに400万台を突破したと発表した。同社は現在18車種のハイブリッドを約80ヶ国・地域で販売。今年に入り、世界全体の同社販売約15%がHVとなっている。
同社は1997年8月に『コースターハイブリッドEV』を、同年12月には世界で初となる量産ハイブリッド乗用車『プリウス』を市場へ投入。2000年から北米や欧州での販売を開始したほか、ミニバン、SUV、FRセダンなど搭載車種を拡大した。3代目『プリウス』が発表された09年には、飛躍的に販売台数が増加し、昨年2月末には累計販売台数300万台という好成績を記録している。
4月末時点で最も販売台数が多いHV車種は、国内外ともに圧倒的な人気を誇っている『プリウス』(合計263万台)。次いで、『カムリ ハイブリッド』(26.96万台)、『プリウスα』(13.8万台)となっている。
同社は欧州で『ヤリスハイブリッド』、北米で『ES300h』の発売を控えており、HVのさらなる普及とラインナップ拡大に力を注いでいくとしている。