2012年04月07日 10時00分
日産、5代目 新『アルティマ』を初公開〜NY国際オートショー
日産は5日、北米などで販売をしている乗用車『アルティマ』の5代目となる新型を、ニューヨーク国際オートショーで初めて公開した。同車はBluetoothハンズフリー電話システムや次世代通信システム「NissanConnect」などを搭載。ハンズフリーテキストメッセージのほか、音楽配信サービスのPandora、Bluetooth電話接続機能が利用可能となっている。
新モデルはNASAから着想を得たという“「無重力」フロントシート”を装備し、乗り心地の良さを重視。また、テキストメッセージや音楽データなどの情報をメータの中央に表示し、“次世代カー”としての上質なインテリアを意識した。
エンジンには2.5リッター直列4気筒エンジンと3.5リッターV6エンジンを採用。4輪独立サスペンションは、同セグメント初のアクティブアンダーステアコントロールを取り入れ、応答性の高い走りを追求している。
6年連続で全米でのシェアを伸ばし続けている同社だが、『アルティマ』は2番目に販売台数の多い主力車種。カルロス・ゴーン社長は「そのスタイルや性能、提供する価値によって、今後もアメリカで最も人気のあるクルマのひとつであり続けるでしょう」と新型『アルティマ』に自信をのぞかせた。
同車は顧客のニーズにあわせ7つのグレードを用意。今年7月に全米で販売される。