ベンツ「Eクラス」一部改良・価格値下げ

　メルセデス・ベンツは15日、装備を見直し一部改良を行ったEクラスの販売を全国で開始した。これまでオプションだった装備を標準設定にしたほか、新たなモデルもラインナップに追加。また、車体やオプション価格の見直しも実施されている。

　Eクラスのベースとなる『E 250 BlueEFFICIENCY』は、良好な視界を確保するインテリジェントライトシステムや、シートポジションを電動でより細かく調整できるメモリー付パワーシートを標準装備。価格はセダンを595万円、ステーションワゴンは630万円に改めた。

　『E 550 BlueEFFICIENCY アバンギャルド』には新たに、ダッシュボードとドアパネル上部にステッチ入りのレザーを採用。AMGスポーツパッケージを取り入れた『E 250 BlueEFFICIENCY アバンギャルド（セダン）』は、内外装のスポーティさをさらに強調。車体価格は従来モデルに比べ43万円引き下げている。

　追加された新モデル『E 250 BlueEFFICIENCY ステーションワゴン アバンギャルド』はセダンと同様AMGスポーツパッケージを採用。1.8リッター直列4気筒直噴ターボエンジンと7速オートマティックトランスミッション、ECOスタートストップ機能を組み合わせ、エコカー減税や補助金の対象車となっている。

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