2014年11月15日 10時00分

“損保社員”が指南! 交通事故発生時における3つの留意点

交通事故を円滑に解決するために、ドライバーが気を付けるべきこととは? [拡大する]

交通事故を円滑に解決するために、ドライバーが気を付けるべきこととは?

 交通事故後の対応で、相手方との交渉から保険金の支払いまで、ドライバーの味方として動いてくれるのは、自動車保険会社の「事故対応担当者」。契約者が担う役割は、事故状況をはじめ様々な情報を伝えることと、保険会社の調査などに協力することが主といえるが、円滑に解決するために気を付けるべきことはないのだろうか? 実際にアクサ損害保険で事故対応にあたっている複数の社員に取材をしたところ、3つの留意点が見えてきた。

【1】相手方へ誠意ある対応を! 早めにお見舞いの言葉をかけよう

 社員の一人によると、損害賠償額が定まっても、相手方から「謝罪の言葉がなかった」、「誠意が感じられない」といった理由で示談に応じてもらえないケースは多いという。相手にケガを負わせてしまった場合は、事故現場または翌日など早めにお見舞いの言葉をかけ、道義的責任を果たすようにしよう。

【2】主張がある場合は後回しにせず、あらかじめ担当者に伝える

 「もし何らかの主張がある場合、最初にすべて教えてほしい」と口を開いた社員もいた。「事故発生後、数ヶ月たってからでは、どうしようもできないときもあります。お客さまの主張を否定することはありませんので『(相手方が)そんなにケガするはずはない』など、例えネガティブなことであっても、思っていることはなんでも早い段階で共有させていただきたいです」。保険会社は、契約者の意見を吸い上げ、協力しながら解決策を見つけたいと考えているようだ。

【3】保険会社を信頼し、トラブルを防止して早期解決へ

 保険会社は、過剰及び不正請求の排除と共に、支払い漏れの防止かつ適切な支払いを実現することで、不安を安心にかえるサービスを提供している。それにも関わらず、「保険会社は情報や保険金を出し渋るのではないか」と誤解される場合もあるそうだ。早期解決の妨げになり得るトラブルを防ぐためにも、「お客さまの主張を尊重しながら相手方と交渉し、適正な支払いを行っている」という保険会社を信じよう。

 交通事故は、契約者にとって非日常的な出来事。専門的な知識をもつ事故対応担当者を頼って二人三脚で進むことが、スムーズな解決への近道といえそうだ。

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