新車も1年ごとに価値が下落! 自動車保険での「評価額」は何で決まる?


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「車の価値」をテーマに、減価償却の仕組みや車両保険について解説する [拡大する]

「車の価値」をテーマに、減価償却の仕組みや車両保険について解説する

 新車購入時の車価が300万円であっても、その価値は時間の経過とともに下がってしまう。大切に乗っていて、見た目は新車同然でも、10年も経過すれば、保険での評価額は20万円程度になっているかもしれない。そこで、今回は「車の価値」をテーマに、減価償却の仕組みと車両保険について解説。中古車を購入する際に注意したい点も覚えておこう。

■新車でも1年ごとに減価償却される
 
 車の価値は知らないうちに目減りしていく。愛車を売却、または下取りに出す場合には、走行距離や状態、中古車市場の人気で判断されるため、初度登録から10年近く経過している車でも、100万円以上の高値がつく場合がある。

 しかし、自動車保険での判断基準はあくまで「年数による減価償却」となる。保険会社によって差はあるが、たとえば新車を300万円で購入した場合でも、2年目には240万円、3年目は192万円、4年目は154万円のように、おおよそ1年ごとに20%ずつ減価償却されていき、10年目には40万円にまで価値が下がることになる。
 
 「中古車市場では100万円の車だから、車両保険金額も同じのはず」と考えていると、事故時になってはじめて、金額のギャップに驚いてしまうだろう。

■中古車購入時は車両保険金額に注意

 新車のほか、中古車で車両を購入する場合も注意が必要だ。特に人気で値段が高い車、または絶版車や旧車などは要注意。購入時の価格が数百万円という場合でも、保険会社は初度登録年数から減価償却を行うので、「300万円で買ったのに、最大で20万円しか車両保険をかけられない」ということもある。また「旧車を300万円かけてレストア、メンテナンスしているのに最大で20万円」ということも。自分の車がどのように評価されるのか知っておきたい。

■今すぐ確認! 車両保険のかけっぱなしはムダのもと

 最初に契約をしてから10年程度経過しているが、これまで特に見直しをしていない人もいるのでは。もし「車両保険金額20万円/免責5〜10万円」のような契約になっている場合は、見直しが必須といえる。

 この契約の場合、車両の価値は20万円しか認められず、1回目の事故で保険を使う場合、5万円分の損害までは保険会社から支払いを受けることができない。つまり5万1円以上の損害からしか保険の効果はなく、最大で15万円しか受け取ることができない。なお2回目の事故は10万1円以上の損害で、最大で10万円となる。

 このように年数が経過していて、補償が小さい場合は、車両保険の保険料を支払い続けるより、車両保険をはずしてコストを抑え、“いざという時は自腹で対応する”という選択肢も検討する余地があるだろう。

(文/西村有樹)

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自動車保険選びのポイント

任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

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