ダイレクト型と代理店型の保険料、なぜ違う?


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加入前にチェック! 「ダイレクト型」と「代理店型」の違いを解説する

 自動車の損害保険会社には「ダイレクト型」と「代理店型」の2つのタイプがあり、一般的に、代理店型よりもダイレクト型の保険料が安いと言われている。保険料は大きく分けて「純保険料」と「付加保険料」で構成されており、自動車保険会社は契約者のリスクによって保険料を算出しているが、トータル保険料には「付加保険料」も大きく影響するという特性がある。そこで今回は、保険料に差が生じる理由を、保険料の基本的な構造から解説する。

■「ダイレクト型」と「代理店型」の違いとは?
 
 まずは「ダイレクト型」と「代理店型」の特徴を整理していこう。

 ダイレクト型は、インターネットや電話で見積もりから申し込み、契約が完了する“通販型”とも呼ばれる自動車保険を指す。自分に必要な保険選びを自分で行うことはもちろん、事故発生時には、保険会社に直接連絡してやり取りをする必要がある。

 代理店型は、契約者と代理店の担当者が直接対面し、申し込みから契約まで行う自動車保険を指す。担当者は契約者に合った保険プランや補償を提案し、困ったことがあればサポートをするので、加入者が保険会社と直接やりとりすることはない。

 どちらも保険に加入する、万が一のときは補償を受けられるという点は共通しているが、大きな違いは「“担当者”という存在がいるかどうか」といえるだろう。実はこの違いが保険料にも影響を与えている。

■保険料の中身とは

 自動車保険に限らず、保険商品の保険料は大きく分けて、以下の2つで構成されている。

【純保険料】
保険金を支払うための財源となるもの。保険契約者から集めた保険料のうち、純保険料にあたる部分が、保険金を必要としている加入者に支払われる。

【付加保険料】
保険会社が事業を運営および維持していくための費用になるもの。人件費や会社経費、広告費、手数料、会社利益などが該当する。

 純保険料と付加保険料の割合は、一般的におおよそ7:3から8:2程度といわれている。保険料が10万円だとしたら、純保険料は7〜8万円で、残りの2〜3万円は保険会社の運営に関わる費用と考えると分かりやすいだろう。

■ダイレクト型は構造的に付加保険料が抑えられる

 担当者が付く代理店型の場合、加入者の「会って詳しく説明が聞きたい」「自分に代わって交渉事をしてほしい」というニーズに応えられるが、当然ながら代理店の維持運営費、人件費、利益といったコストが発生する。加入者はサポートを受ける代わりに、これらを付加保険料という形で支払っている。ダイレクト型の場合は代理店型のようなサポートがない分、付加保険料がかなり抑えられており、これが「ダイレクト型は代理店型より安い」と言われる理由につながっている。

 なお、事故が発生した場合、代理店担当者が現場に来ることもあり、その後の対応でも心強い味方となるケースが多い。また、軽いケガであっても、代理店型は事故処理担当者が加入者を訪れるといった対応もしているが、ダイレクト型は電話や書面で完了するケースも多い。このあたりもコスト管理の表れといえるだろう。

 保険料だけでなく、手厚いサポートサービスを求めるのか、必要最小限の対応で十分なのか、自分が求める基準を再度確認して保険を選びたい。

(文/西村有樹)

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自動車保険選びのポイント

任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

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