2012年03月12日 17時37分
首都圏の鉄道混雑率、錦糸町−両国が2年連続でトップ
国交省調査によると、朝の通勤ラッシュでもっとも混雑しているのはJR中央・総武線(普通)の錦糸町‐両国だった
首都圏の鉄道12社43路線の中で、2010年度朝の通勤ラッシュ時にもっとも混雑していたのはJR中央・総武線(普通)の錦糸町‐両国(203%)だったことが国土交通省の調査でわかった。同路線・区間は2年連続でトップとなっている。
今回発表されたのは2010年度末までの調査をまとめたもの。混雑が目立つ路線・区間はそのほか、山手線外回り/上野−御徒町(201%)、JR埼京線/板橋−池袋(200%)、東西線/木場‐門前仲町(196%)、京浜東北・根岸線/上野−御徒町(195%)、中央線快速/中野‐新宿(194%)、総武快速・横須賀線/新川崎−品川(193%)などがあった。
混雑率が高い路線はJRが多かったが、2009年から2010年にかけ、都営浅草線で11ポイント、都営大江戸線で15ポイントの緩和を示しており、国交省は「ほとんどの路線において着実に混雑率が緩和している」としている。