【ネット銀行】FPが解説! 今さら聞けない「4つのメリット」とは?

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ファイナンシャルプランナーが解説する「ネット銀行」のメリットとは?

 インターネット上で銀行サービスを利用できる「ネット銀行」。具体的には、既存の店舗型銀行のサービスをネットで利用する「インターネットバンキング」、銀行そのものがネット上にあって店舗も通帳もない「インターネット専業銀行」などがあり、お金の出し入れ以外はいつでもどこでも取引ができる。

 このネット銀行を利用し、便利な生活をしていくためには、正しい知識を身につけることが必要。そこで、ファイナンシャルプランナー(以下、FP)が、初心者にもわかりやすく説明していく。今回は、ネット銀行の「4つのメリット」について解説する。

▼メリット1:手数料が安い

 近くのコンビニでの出金、他行への振込など、銀行取引の際は手数料がかかる。毎月1000円かかったとして、年間で1万2000円にも及ぶ。

 だが、ネット銀行では、出金手数料は月に数回までなら無料というところが多い。指定の場所なら回数を問わず無料というところもある。振込についても無料回数があるほか、有料の場合の手数料も店舗窓口に比べて安い。毎月定期的に送金するケースでは、自動送金手数料の割引などを用意している銀行もある。 

 さらに、定期預金を設定する、一定以上の残高があるなどの条件で適用サービスを増やすことも可能。口座の使い方に合わせて銀行を選べば、手数料は限りなくゼロにできる。 

▼メリット2:利用できるATMが多い

 ネット銀行の入出金には、ATMを利用する。ネット専業銀行は店舗を持たないため、コンビニなどにあるATMが利用可能だ。コンビニの数は、現在全国で5万5000店にのぼるため、各ネット銀行の提携金融機関のATMと合わせると、どこでも手軽に入出金ができるといえる。

▼メリット3:振込や残高確認がいつでも可能

 銀行店舗の窓口営業時間は、多くの場合、平日の午前9時から午後3時。寒い時や雨が降っている時、店舗の外まで並んだ行列にうんざりした経験は少なからずあるはず。だがネット銀行は、ネット環境さえ整っていれば、365日24時間、システム調整の時間帯などを除けばほぼいつでもパソコンやスマートフォンからアクセスできる。行列に並ばずに振込や残高確認などができるのだ。

▼メリット4:金利が有利

 かつての高金利時代に比べると、預金金利はとても低くなってしまったが、それでも気になるところ。ネット専業銀行の場合は、普通預金でも通常の定期預金並の金利がつくこともあり、定期預金の金利は大手都市銀行などと比べるとだいたい一桁は違う。

 例として、1年定期の預金利息を見ていこう。ネット銀行であるソニー銀行の定期預金利息は、2015年11月現在0.2%。大手都市銀行の100万円の定期利息は同0.025%なので、同じ金額でも利息は約10分の1となってしまう。後者の場合、100万円を定期預金にしても、1年後の手取り利息は200円にしかならないというわけだ。ソニー銀行は、店舗がなく、経費がかからないなどの経営上の有利な点を顧客に還元しているともいえる。

 ちなみにネット銀行では、住宅ローンなどについても貸出金利が低く設定されている。また、繰上げ返済手数料、借入時の保証料などの点でも顧客にとって有利な条件を提示している。

 ネット銀行の主なメリットは上記の通り。だが、銀行ごとに異なる特徴がある。実際に使う際は、流行や知人の使用有無などは関係なく、自分にとって何が必要なのか順位を付け、際立つ銀行を選びたいものだ。

<記事/山根裕子(マイアドバイザー登録FP)>
CFP。会計事務所系FP会社で中小企業のオーナーや個人の顧客のお金に関する問題解決の実行支援を展開中。「お金のかかりつけ医」として家族ぐるみの相談相手になることも多い。

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