2016年01月02日 11時00分

【ネット銀行】高金利で手続きも楽! 便利な定期預金を紹介!!

金利がお得なネット銀行や地銀はどこ? 利用前に確認しておこう! [拡大する]

金利がお得なネット銀行や地銀はどこ? 利用前に確認しておこう!

 冬のボーナスも支払われ、これといった使い道もないことから、とりあえず「貯蓄」という方も多いだろう。そんな貯蓄の中でも、銀行が扱う定期預金はローリスクであるため、常に人気が高い。とはいえ、昨今の定期預金の金利はかなり低く、利息はスズメの涙ほど。普通預金に入れていてもあまり変わりがないのでは…と不満を感じている方もいるのではないだろうか。

 だが、同じ定期預金といえども、取り扱う金融機関や支店によって、金利にかなり違いがある。特に、店舗を持たないネット銀行や地方銀行のネット支店の金利は、比較的高めで注目を集めている。そこで今回は、金利のお得なネット銀行や地銀のネット支店の定期預金について紹介していく。

■ネット銀行の定期預金は金利が高め
 口座開設をインターネットで行えたり、無料で使えるATMが多かったりと、利便性が高いことが人気のネット銀行。定期預金においても大手都市銀行などと比べると金利が高めでオトクなのをご存知だろうか。

 実際に期間1年で比べてみよう。現在、メガバンク(※)のスーパー定期の金利は0.025%となっているが、多くのネット銀行の定期預金の金利は0.1%を上回っている。

 たとえば、ソニー銀行の円定期預金の金利は、現在0.25%。「冬の特別企画」ということもあり、若干高めに設定されてはいるが、金利はメガバンクの10倍だ。

 ボーナス時期のキャンペーン中の金利ではあるが、キャンペーン以前も0.1%以上の金利であることを考えると、ネット銀行の定期預金は普段から高い金利であることがわかるだろう。

■地銀のネット支店にも注目
 金利の高い定期預金といえば、地方銀行のネット支店の商品も注目されている。こちらも期間1年で見てみよう。たとえば、愛媛銀行四国八十八カ所支店の“100万円限定だんだん定期預金”は、預入金額が100万円限定であるが、金利が0.4%(6ヶ月ごと複利)。預入金額1万円以上100万円以下であれば、香川銀行セルフうどん支店の“超金利トッピング定期預金”、トマト銀行ももたろう支店の“スペシャルきびだんご定期預金”なども、金利が0.40%(単利)となっている。いずれもメガバンクの10倍以上の金利だ。

 これら高金利の定期預金を扱うのは、あくまでネット上の支店のみ。定期預金作成の手続きは、ネットで行うことになり、店舗に出向く必要はない。離れた地域に本店や支店がある金融機関の定期預金でも預入できる。

 逆に、近隣にその銀行の支店があったとしても、ネット上の支店と実際の店舗での定期預金金利は異なっているので注意したい。ネット支店と実際の店舗での取引は“別物”と意識しておこう。

 地銀のネット支店の場合、支店名、定期預金の名称がユニークだったり、ご当地特有のかわいいキャラクター付きのキャッシュカードがあったりという特徴もある。

 金利ももちろん重要だが、自分の故郷や旅行で出かけたことのある場所など、親近感を感じられる地域の銀行のネット支店で定期預金を作ることで、定期預金預入のモチベーションが上がるかもしれない。預けるのが楽しくなりそうな銀行を選んでみるのもいいだろう。

 ただし、地銀のネット支店の多くは、ネット銀行ほど扱う商品の種類が豊富ではない。また、無料で使えるATMが限られている銀行もあるので、預け先を選ぶ際には、使い勝手についても確認しておいた方がいいだろう。

 ネット銀行、地銀のネット支店ともに、金利面だけでなく、定期預金預入の手続きがネット上で行えるという点では、忙しい方にオススメだ。慌ただしい年末の時期に、混雑する店舗に出向いて定期預金を預ける手間を考えれば、ネットで手続きができるのは大きなメリットといえるだろう。まずは気になる金融機関の情報収集から始めてみてはいかがだろうか。

(金利は12月22日現在、税引き前のもの。各行の金利やキャンペーン期間は変更になる可能性があります。また、最低預入金額や上限なども各行異なるので、預入の際には各行の公式ホームページでご確認ください。)

※大手3行(三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行)

(記事/川口沙織)

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