「ネット銀行」は何がオトク!? FPが明かす店舗型との“劇的な違い”

女性FPが解説! ネット銀行と店舗型の“劇的な違い”は何?(写真はイメージ) [拡大する]

女性FPが解説! ネット銀行と店舗型の“劇的な違い”は何?(写真はイメージ)

 銀行口座をひとつも持っていない人はまずいないだろう。とはいえ、多くの人はメガバンクだったり、会社指定の銀行だったりとネット銀行に口座を持っている人はまだまだ少ない。では逆に、新たにネット銀行に口座開設をするメリットはあるのだろうか。わざわざ口座を開設するのが面倒と思っている人も少なくないはずだ。そこで今回は、マネーに詳しいFPが店舗型との違いとメリットを解説していく。

▼高金利預金でトクをする
 店舗型銀行は規模が大きいのが大きなメリット。一方でいろいろなキャンペーンをしようとしても、チラシを印刷したり、各店舗に通知したりしてから始めることになるので、大きい銀行ほど実は金利キャンペーンは少ない。

 また、地方の銀行が地元へのサービスでキャンペーン金利を打ち出したり、会社と提携する銀行が社員特典で高金利を提供することはあるが、一般のユーザーにまでなかなか恩恵はやってこない。

 一方、ネット銀行は、元々がネットなのでホームページが窓口。ホームページを通じてどんどんキャンペーンの告知ができる。ホームページを見ると提携の商品とのセット割増や新規定期預け入れ、口座開設などをすることで金利が次々上乗せされている。

 例えば、イオン銀行。イオンカードセレクトは、(1)イオン銀行のキャッシュカードと、(2)電子マネーのWAON、(3)クレジットカードが一つになったカード。同カードを持っている場合、今なら「冬の特別金利定期預金」で、1・2年定期の金利が0.2%、 3・5年は0.3%の金利になる。さらに、100万円以上預け入れると高級家電が当たるプレゼントも行っている(2016年1月現在)。

 じぶん銀行では、新規で円普通預金口座を開設し、翌々月末までに預け入れる3ヶ月もの定期預金にはデビュー応援上乗金利がついて、年利0.37%の金利になる。さらに、外貨預金などと組み合わせることで金利3ヶ月分の現金プレゼントなどがついて、最大年利2.75%にもなる。auのユーザーならば、さらに割増もある(2016年1月現在)。

 基準金利以上のものは各サイトを探しにいかないとわからないが、銀行を歩き回ってチラシを集めるよりはずっと効率がいいだろう。
普通預金の金利はネット銀行も店舗型の銀行もあまり違いはないが、定期預金の場合、金利が働いてくれる。まとまったお金がある場合は、少しでも高金利のものに預け替えすることが大切だ。 

▼住宅ローンは“劇的”にオトク!
 金利差で店舗型銀行に比べて有利なネット銀行ではあるが、そもそもの金利が低い状態の場合は、預金において“劇的な違い”は感じられないのが現実かもしれない。

 それに対して、住宅ローンの場合は劇的である。現在、住宅ローンの金利水準はかなり低くなっているが、それでもゼロなわけではない。4000万円の住宅ローンを35年返済するとして、金利による違いを試算してみよう。

 1%の金利とすると総支払額(元金と利息合計)は4742万円。住信SBIネット銀行の12月の適用金利0.588%(変動金利:通期引き下げプラン)だと4427万円になる。なんと315万円も支払う金利が違うのだ。ちなみに、店舗型銀行の12月の金利は、1%を下回るところはほぼない。

 さらに、ネット銀行の住宅ローンの場合は、契約時に支払う返済中の死亡に対応する生命保険料、金利に上乗せされる借り入れ保証料、繰り上げ返済手数料などが0円のところが多い。

 ただ、借り入れの際の事務手数料に差があること、審査の基準がやや厳しいこと、時間がかかるなどの注意すべき点もいくつかある。条件の合う人であれば、ネット銀行の住宅ローンはかなりオトク。

<記事/山根裕子(マイアドバイザー登録FP)>
CFP。会計事務所系FP会社で中小企業のオーナーや個人の顧客のお金に関する問題解決の実行支援を展開中。「お金のかかりつけ医」として家族ぐるみの相談相手になることも多い。

>> 1万1861人が選ぶ、満足度の高い【ネット銀行】ランキング 1位は…?

>> 【ネット銀行】高金利で手続きも楽! 便利な定期預金を紹介!!

CS編集部 Facebook オリコン日本顧客満足度ランキングの調査方法について

■禁無断複写転載
オリコン日本顧客満足度ランキングの著作権その他の権利は、株式会社oricon MEに帰属していますので、無断で番組でのご使用、Webサイト(PC、モバイル、ブログ等)や雑誌等で掲載するといった行為は固く禁じております。