マイナス金利時代、選ぶべき「銀行」は? オトクな預金の方法を紹介!

“マイナス金利時代”に注目したい「ネット銀行」についてFPが解説する [拡大する]

“マイナス金利時代”に注目したい「ネット銀行」についてFPが解説する

 今年2月にマイナス金利が導入され、すでに半年近くが経過した。一般的な銀行の預金金利や住宅ローン金利は過去最低の水準に張り付き、上がる気配は感じられない。このような“マイナス金利時代”だからこそ、注目すべきは「ネット銀行」だ。その理由をマネーに詳しいFPが詳しく解説する。

▼一般的な銀行の預金金利は落ち込む一方

 マイナス金利の導入以降、満期までの期間の短い国債から利回りが落ち込むようになった。これは残存期間15年の国債まで同様で、残存16年程度になってはじめてプラスになるという状態である。

 つまり、残存15年以内の国債を買っても、トータルで受け取る利息と満期償還金の合計額は、購入時の払込額を下回るということ。この国債を毎月のように大量購入しているのが、大手の銀行などだ。そのため、一般的な銀行の預金金利は、普通預金でおおむね年0.001%、1年満期の定期預金で年0.01%と、過去最低水準を更新している。

▼100万円を預けてもわずかな利息しかつかない

 例として、100万円を1年間、銀行に預けたら、どのくらいの利息がつくか見てみよう。定期預金の場合、0.01%である100円から、所得税15.315%と住民税5%を差し引いて「80円」となる。普通預金の場合、0.001%は10円、税引き後では「9円」だ。

 普通預金では、100万円に対して1年間で9円しか利息がつかない。さらに、コンビニATMなどで時間外に引き出そうとするものなら、216円の手数料がかかることもある。実に24年分の利息が一瞬で消える計算だ。超低金利時代の今こそ、各銀行の金利の違いには敏感になるべきだろう。

▼ネット銀行の金利水準は一般的な銀行の20倍以上

 店舗を持たないネット銀行では、人件費や施設費などのコストをおさえられるため、1年満期の定期預金の金利水準は一般的な銀行の20倍以上となっている。例えば、ソニー銀行やあおぞら銀行インターネット支店は年0.20%。静岡銀行インターネット支店は、期間限定だが年0.22%だ(すべて7月28日現在)。

 預金するのであれば、適用金利の高いネット銀行を使う方がいいのは間違いないだろう。ボーナスなどを給与振込口座に置きっぱなしにしている人は、一刻も早く移動を検討すべきではないだろうか。

<記事/菱田雅生(マイアドバイザー登録FP)>
早稲田大学法学部卒業後、大手証券会社を経て独立系FPに。資産運用や住宅ローンなどを中心テーマに、相談業務や原稿執筆、セミナー講師などに従事している(http://www.la-consul.com)。

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