2016年08月07日 09時40分

土日祝にも活用可! 便利な「リアルタイム送金」対応銀行と注意点を紹介

いつでもお金のやりとりができる「リアルタイム送金」。上手に取り入れて活用してみては? [拡大する]

いつでもお金のやりとりができる「リアルタイム送金」。上手に取り入れて活用してみては?

 銀行間の送金可能時間は、一般的に平日の午前8時過ぎ〜午後3時や6時まで。この場合、時間外に振り込みをすると、その後の営業開始時間まで入金確認を待つ必要がある。だが、今はネット銀行を筆頭に、24時間365日いつでも手続き可能で、すぐに相手が入金を確認できる「リアルタイム送金」というシステムが構築されている。時間を置かずお金のやりとりをしたい場合に、とても便利だ。

■リアルタイム送金が可能な銀行は?

 リアルタイム送金ができるのは、住信SBIネット銀行やソニー銀行、ジャパンネット銀行、楽天銀行など。このほかにも、ネット銀行であればほとんどが対応している。送金時間について不便に感じていたユーザーのなかには、すでに口座を開設した人もいるだろう。

 店舗型の銀行でも、取り組みは始まっている。りそな銀行は昨年4月にスタートし、当時大きく報道され話題になった。また、ゆうちょ銀行も、自社のサービス「ゆうちょダイレクト」を利用すれば可能となっている。

■リアルタイム送金の注意点

 注意点としては、同一銀行間でなければできない点が挙げられる。例えばネットオークションにおいて活用したい場合、出品者と落札者がリアルタイム送金に対応している同じ銀行の口座を所有していれば問題ないが、異なってしまうと、今まで通り次の営業が始まるタイミングまで入金確認はできないのだ。かつ、手数料がかかる銀行があることもおさえておきたい。

 リアルタイム送金は、ネット銀行の利用者には馴染みのあるサービスだと思われるが、店舗型の銀行ではまだ広がりが小さい。りそな銀行やゆうちょ銀行のように提供を開始してほしいところだ。また、同じ銀行同士でなくても対応可能となれば、さらに便利になる。まずは現時点でのサービスを上手に取り入れて活用しつつ、各銀行の今後の展開に期待したい。

文/ロックスター 佐藤

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