2012年10月04日 21時38分

Amazon、日本向けアプリ配信用サイトを開設

 Amazon.comは4日、日本向けのアプリ配信用ポータルサイト『Amazon Appstore』をオープンした。それに伴い、開発者に対して年内に日本で配信する予定があるアプリの登録受付もスタート。同サイトは、同社の電子書籍端末『Kindle Fire』やPC、Android携帯電話やタブレットから直接ストアにアクセスできるもので、既に米国や欧州では提供を開始している。

サイト内ではさまざまなアプリ提供をはじめ、おすすめ機能、カスタマーレビュー、1−Click決済を含むショッピング機能を備えている点が特徴。また、アプリの事前審査や問い合わせに応じるカスタマーサービスも用意されている。

 今回の開設について、同サイトのヴァイスプレジデント・Jim Adkins氏は「開発者の方々がAmazonのプラットフォームを通じて成功されていることを大変光栄に存じます。日本でもこのようなトレンドが生まれることを楽しみにしています」とコメント。

 また、ヤフーの宮坂学社長と、スクウェア・エニックスの和田洋一社長も「Amazonのお客様にYahoo! JAPANのアプリを直接ご紹介できる事を楽しみにしています」(宮坂氏)、「Amazonの日本展開は刺激的な出来事であり、我々が培ってきたインタラクティブ・エンタテインメントにおける経験を活かし、世界のより多くの人々に魅力的なコンテンツを提供してまいります」(和田氏)と、日本向けサービスの開始を喜んだ。

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