2013年11月28日 10時00分
ネットで嫌な思い、1位「SNS」 元彼の今カノから嫌がらせ?
悪意か無自覚か? ちょっとした感覚のズレから様々なトラブルが生まれる「SNS」
スマホ、タブレットなどの普及に伴い、インターネットは現代人にとって必要不可欠な存在に。そこで、ORICON STYLEでは「インターネット/プロバイダ」に関する意識調査を実施した。全国20〜60代の男女1000人に「インターネットで“嫌な思い”をした経験」について尋ねると、【ある】が全体の25.3%。「どこで嫌な思いをしたか」では、【SNS】が33.4%で1位となり「元彼の今カノが、私のmixiやFbをチェックしていた」(東京都/20代/女性)と、予期せぬ訪問に気分を害したという声もあった。
FacebookやTwitterは、ある種、はじめたからには自己責任という意見もあるかもしれない。直接相手と顔を合わせないだけに、「知らないうちにグループから外される」(東京都/20代/男性)、「ネット上の喧嘩に巻き込まれた」(神奈川県/40代/男性)、「顔を見て話せないので、会話にズレが生じ、友達を解消することになった」(栃木県/40代/女性)など、知り合いだからこそといえるトラブルもつきものだ。男女別でみると、男性・26.9%に対し女性は1.5倍の40.4%と、高い割合を占めている。
“嫌な思いをした場所”2位は【投稿サイト】(14.1%)。「知らない間にブログをさらされた」(愛知県/20代/女性)、「匿名での根拠なき悪口や雑言」(東京都/50代/男性)など、誹謗中傷に心を痛めている人も多い。3位は【通販/ショッピング】(13.9%)で、「1度買うと、ダイレクトメールがうざい」(東京都/40代/女性)、「カードの不正利用」(青森県/30代/男性)と、ネットショッピングならではの被害もあった。
上位に挙がった人付き合いトラブルとは違い、【その他】には「迷惑メール」や「ウイルスによるPCの破損」、「ワンクリック詐欺」、「架空請求が届く」など、自分では防ぎようのないトラブルが多く寄せられた。こちらはセキュリティ面の強化しか手立てはないが、逆をいえば、ウイルス対策としてプロバイダ選びやソフトの購入といった対策をとれば、回避できる確率はぐっと上がるだろう。
起床後から就寝前の布団のなかまで…WEBニュース閲覧にSNSのチェック、通販ショッピングなど、液晶画面から目を離せない人も多いはず。生活に密着しているからこそ、画面の向こう側への気遣いと、見えない相手へのセキュリティ強化を怠ってはいけない。
【調査概要】
調査期間:2013年11月12日〜11月17日
調査対象者:20代、30代、40代、50代、60代の男女1000名
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査(オリコン・モニターリサーチ調べ)
※調査機関「オリコン・モニターリサーチ」
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