【用語】 ノーカウント事故
ノーカウント事故とは、自動車保険を使って保険金を受け取っても、事故件数にカウントされず、ノンフリート等級も下がらない事故のこと。この場合、無事故のときと同様、翌年の等級は1等級上がることになり、当然「事故有係数」の適用もない。
具体的には、【無保険車傷害保険】【搭乗者傷害保険】【人身傷害保険】【弁護士費用特約】【ファミリーバイク特約】などの自動車保険による保険金のみ支払われたケースが、ノーカウント事故にあたる。
ノーカウント事故の例として、車同士の事故で怪我を負ったが、相手が任意保険に入っておらず支払い能力がない場合(無保険車傷害保険のみ使用)や、単独事故を起こし、自分の怪我の治療にかかる保険金のみを受け取った場合(人身傷害保険のみ使用)などが挙げられる。
ただ、自動車保険会社によってノーカウント事故として扱う特約などが異なることもあるので、詳細は各保険会社に問い合わせを。