2016年03月14日 10時00分
出費は簡単にセーブできる!? 成功のカギは「予算の決め方」!
月間から年間まで、予算をきちんと決めておくことで出費をセーブしてみては?
普段何気なく使っているお金のうち、意外とかさんでいるものに、カフェ代やコンビニ代などが挙げられる。また、デパートに行くことが多い人は、デパ地下のお惣菜やスイーツ、雑貨代、コスメ代などの出費も多いのではないだろうか。
これらは、すべてセーブするのはほぼ不可能。そこでオススメしたいのは、「年間予算」や「月間予算」を先に決めてしまうという方法だ。今回は、「年間予算」や「月間予算」を決めて、出費を簡単にセーブする方法についてお伝えしよう。
■プリペイドカードやデパート積み立てで「年間予算」を決める
例えばカフェ代なら、カフェのプリペイドカードを利用するという手がある。事前に一定金額をカードにチャージしたり、回数券を買ったりする方法もその一つだ。これらの金額を「1ヶ月あたり」や「1年間あたり」と予算を決めてしまうのだ。
仮に「1ヶ月あたり」という予算を決めたら、月末に向けて「あと2回は行けるかな」などと残高を確認しながら利用していけばOKだ。
また、デパートでデパ地下のお惣菜やスイーツ、雑貨、コスメなどをよく買っているという人は、デパート積み立て(百貨店友の会とも言う)を利用するのもいいだろう。
デパート積み立てでは、例えば、月々5000円を積み立てていくと、1年後に5000円分のボーナスが上乗せされた6万5000円分のプリペイドカードをもらえるというのが一般的だ。月に1万円積み立てた場合は、1年後に1万円×12カ月+1万円×ボーナスとして1ヶ月分=13万円分利用できることになる。これを、「1年間あたり」の予算とするのだ。
プリペイドカードの残高を確認しながら「年末まで、あと6万円使える」というように、利用ペースを守っていけば、出費がどんどんかさんでしまうということもなくなるだろう。
■コンビニは「月間予算」を決めて電子マネーにチャージ
コンビニでちょこちょこ電子マネーを使っていると、意外と大きな金額になってしまうもの。そこで、よく利用するコンビニ専用の電子マネーを作るという手がある。
1ヶ月あたり3000円などと予算を決めたら、月初めにチャージ。これを「月間予算」として、残高を見ながら月末までに使っていくという方法だ。「月の真ん中だけど、もう1000円しか残っていない」と気付けば、「しばらくスイーツを買うのはやめよう」などと自分でコンビニを利用するペースを考えられるはずだ。
「コンビニをかなり使っていて、1ヶ月あたりの予算の検討がつかない」という人は、一度コンビニ専用の電子マネーを作って、合計金額をチェックしてみるのもいいだろう。
以上、「年間予算」と「月間予算」を立てることで、出費をセーブするという方法をお伝えした。この方法なら「使いすぎかなあ」「まあいいか」などと思いながら、ずるずると出費を重ねていくこともなくなる。ぜひ一度試してみてほしい。
■(ライター:西山美紀)
ファイナンシャルプランナー。1万件以上のマネーデータを分析し、500人以上にマネーの取材経験あり。マネーや女性の生き方などをテーマに取材・執筆・記事監修などを行う。男の子、女の子の2児の母でもある。ブログ:http://ameblo.jp/nishiyamamiki/
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