2016年02月29日 09時00分
メリット尽くしの貯蓄術を紹介! 部屋も片づき貯金も増える!?
部屋も片づき貯金も増える、メリット尽くしな「貯蓄術」を紹介!
「お金を貯めたい」と思ったら、日々の出費を我慢して減らす方法もあるが、すでに家にあるものを誰かに譲ることで“お金にかえる”という方法もある。これなら我慢はいらないし、部屋がすっきりするうえ、譲った相手に喜んでもらえるので、メリット尽くしだ。
今回は、家にある「使わない」けど「いいもの」を誰かに譲ることで、貯蓄を増やす方法を紹介しよう。
■家に不要になったものがないかを探してみよう
家にある洋服やバッグ、くつ、小物などで、「もう使わないもの」はないだろうか。流行に乗って買ってはみたものの、自分にあまり合わない洋服やバッグ、くつなど、誰しも一着はあるはず。さらには、趣味が変わったために不要になったインテリアグッズなどもあるかもしれない。
特に、クローゼットなどの収納スペースがパンパンという人は、わりとそういったものが多いだろう。1日に何度も着替える人でない限り、年間で着る洋服の数は限られるはず。そう考えても、使っていないものは必ず眠っているといえるのだ。
使わないもので家の中が満たされると、本来使いたいものをすぐに見つけられなくなり、「モノはたくさんあるけど、すぐに使えるものがない」というストレスがたまってしまう。その結果、「あすすぐに着られる洋服を買おう」などと、すでにたくさん洋服を持っているのにもかかわらず、無駄な出費が増えることもあり得る。
■不要なものを見つけたら、お金にかえてみよう!
不要なものは、そのまま捨ててしまうと残念ながらゴミとなってしまう。ところが、まだ使えるようないいものであれば、ネットオークションやネットフリマで欲しい人に譲ったり、ブランド物を買い取ってくれるサイトなどで売ったりしてみよう。
ネットオークションやネットフリマは、発送作業などで郵便局などに行く手間を除けば、基本的に自宅で完結できるので便利だ。
写真をきれいに撮り、サイズを測って明記し、傷や汚れなどがあれば、それがわかるように正直に書くことが信頼されるコツだ。また、手放す理由を書いておくことも大切だ。「サイズが合わない」「似たようなものばかり持っている」などというように具体的な事実書くことで、“不良品だから譲る”わけではないことが相手に伝わって、安心してもらえるだろう。
譲る相手が決まったら、できるだけきれいに梱包して、すみやかに発送しよう。銀行振り込みで入金される場合は、ネットバンキングを利用するとスムーズに行うことができる。
不要になった物を手放して、身のまわりが“常に使うもの”だけになれば、心も満たされるようになる。「次に何が必要か」が一目瞭然になり、無駄な買い物が減るだろう。しかも、貯蓄も増えていくので一石二鳥だ。ぜひ、次の週末に、不要なものはないかを探してみることから始めてみてはいかがだろうか。
(ライター:西山美紀)
ファイナンシャルプランナー。1万件以上のマネーデータを分析し、500人以上にマネーの取材経験あり。マネーや女性の生き方などをテーマに取材・執筆・記事監修などを行う。男の子、女の子の2児の母でもある。ブログ:http://ameblo.jp/nishiyamamiki/
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