2016年02月18日 09時00分
“買いだめ”、実は「損」してる!? 可能性のある「5つのタイプ」とは?
ついつい“買いだめ”してしまう人必見! あなたが当てはまるのはどのタイプ?
日々の生活のなかで、たくさん買えばそれだけお得になることから、“買いだめ”をしている人はいるだろう。ところが人によっては、“買いだめ”が損につながってしまうケースもあることをご存じだろうか。今回は、そんな“買いだめ”で結局損してしまうタイプを5つ紹介しよう。
【1】買い物が好きな人
「買うこと自体が好きな人」は、実は“買いだめ”に向いていない。なぜなら、お店やネット上の画面で商品を選んで購入し、家で包装をあけること自体にワクワクするからだ。買いだめをすると、買う回数が減ってしまうので、その分ワクワクする回数も減ってしまう。
そのワクワク感を求めて、家にすでにたくさんあるものや別の物を買って、無駄な出費につながってしまうケースもある。買い物好きを自認している人は、買いだめはやめた方がいいだろう。
【2】収納スペースがあまりない人
一人暮らしや部屋があまり広くない人など、収納スペースがあまりない人も要注意だ。トイレットペーパーやティッシュなど、かさばるものを買いだめしてみても、置く場所がなくなり、配送センターのように部屋のあちこちに放置することになってしまう。
窮屈な思いをしたり、収納棚を買ったり、「狭いから引っ越ししよう」など、本末転倒だ。“買ったらどこに収納するか”を考えたうえで、買い物をする必要があるだろう。
【3】在庫管理が苦手な人
買いだめをすると、賞味期限や消費期限をいつも以上にチェックする必要がある。化粧品や食品など、期限までに使えなかったら、せっかくお得に買った意味がなくなるからだ。とはいっても、忙しい人や面倒くさがりな人は、いちいちチェックするのも手間だろう。買いだめをするなら、それらの手間と照らし合わせてからにしよう。
【4】あればあるだけ「使う人」or「食べてしまう人」
買ったときは、“来月や再来月くらいに使おう”と思っていたはずなのに、お菓子をあっという間に食べつくしてしまったり、洗剤の在庫がたくさんあるからと、いつもより多めに使ってしまったりという人も要注意だ。
あればあるだけ使ってしまう人、食べてしまう人は、買ったものを見えない場所に隠すか、“○月分”などと記入しておくといいだろう。
【5】好みの移り変わりが激しい人
ファッションやメイク、部屋のデザインなど、好みがころころと変わる人も買いだめは避けた方がよさそうだ。安いからといってたくさん買ってはみたものの、それを使う頃には好みが変わり、結局使わずに終わることもありがちだ。好みがよく変わる人は、先々のものまで買いすぎずないようにしよう。
以上、“買いだめ”をして、結局失敗をして損をしてしまうタイプを5つ紹介した。心当たりがあるものがあっただろうか。もしそうなら、「自分はそういうタイプだ」としっかり理解したうえで、買いすぎないように注意しよう。必要になるたびに買った方がお得になる場合も多いので、バランスを考えながら買うようにしたい。
(ライター:西山美紀)
ファイナンシャルプランナー。1万件以上のマネーデータを分析し、500人以上にマネーの取材経験あり。マネーや女性の生き方などをテーマに取材・執筆・記事監修などを行う。男の子、女の子の2児の母でもある。ブログ:http://ameblo.jp/nishiyamamiki/
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