2016年03月11日 09時00分
【ネット銀行】口座名が屋号に! 個人事業主は知っておくとオトク!?
ネット銀行で“屋号付き口座”を開設する方法とは? 個人事業主の人は要確認!
近頃の起業ブームの影響か、個人で商売をする人が増えてきたように思う。個人で仕事をするとなると、仕事の報酬を受け取る口座が必要になるが、振込時などに相手に本名を知られたくない人は、屋号付きで口座を開設することができる。今回は、利便性の高いネット銀行で屋号付き口座を開設する方法を紹介したい。
■屋号付き口座の開設ができる銀行は?
法人であれば、法人名義の口座を開設するのは容易だが、個人事業主となると、制限があったり、開設自体不可能な銀行もある。個人事業主でも屋号付き口座を開設できる銀行には、店舗型銀行なら「みずほ銀行」「三井住友銀行」「三菱東京UFJ銀行」などがあるが、ネット銀行では「楽天銀行」「ジャパンネット銀行」が有名だ。地方銀行などは、開設できないところもあるので、まずは自分の希望する銀行に直接問い合わせてみるのが早い。
■手続きに必要なものは?
では、ネット銀行で屋号付き口座を開設するのに必要なものを紹介していく。
▼楽天銀行
【必要書類】:個人事業の開業・廃業等届出書
楽天銀行で屋号付き口座を開設するには、事前に個人口座の開設が条件。屋号付き口座は「個人ビジネス口座」といい、ネット上で手続きの申請をすれば、書類が届く。書類に必要事項を記入し、開業届のコピーを添付して返信すれば、開設が完了する。キャッシュカードが必要な場合は、1050円で申請可能だ。
▼ジャパンネット銀行
【必要書類】:本人確認書類・個人事業の開業・廃業等届出書・ウェブサイト
ジャパンネット銀行のサイト内にある「営業性個人のお客様のお申込みはこちら」から申し込み可能。必要事項を記入し申請するが、その際には事業が確認できるウェブサイトが必要になるため、その点は注意しよう。
■屋号付き口座は変更できる?
今回は、ネット銀行で個人事業主が屋号付き口座を開設する方法を紹介したが、そもそも屋号付き口座が必要かどうか迷う人もいるだろう。
口座名義を屋号にしてしまうと、屋号を変更した際に改めて手続きが必要になる。名義変更に手数料のかからない個人事業主の場合、屋号は簡単に変えることができるのだが、銀行口座に屋号をつけてしまうと、あまり頻繁に変更することも難しい。
どうしても名前を知られたくない人や取引先との関係上、屋号付き口座があったほうが便利な場合にのみ、開設するのがいいのかもしれない。
文/ロックスター
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