ネット銀行の住宅ローン審査

  • ネット銀行における住宅ローンの審査基準

実店舗を最小限に抑えることでコスト削減を行い、ローン金利を低くしているネット銀行。
住宅ローンは融資が高額になるのでたった1%の金利でも数百万から数千万単位の違いが生じます。そのため近年、低金利のネット銀行が注目されているのですが、はたして審査基準はどうなっているのでしょうか?

審査基準は非公開

 銀行の審査基準が非公開となっているように、ネット銀行も同じく非公開となっています。問い合わせをしても絶対に教えてもらえません。しかし、ネット銀行にはネット銀行なりの特徴が存在します。
 ネット銀行でローンを組む場合、審査や手続きはインターネットおよび郵送で行います。電話で契約内容の確認を行う銀行もありますが、基本的には対面でのやりとりは行いません。そのため、人を見て金利を増減するということはあまりしないようです。
 店舗型の銀行の場合、金利が年2%のプランに申し込んだ際に「年2.2%ならば通しますよ」といった提案をされることがあるのですが、やりとりが少ないネット銀行ではほとんど行われません。
 また低金利ゆえの堅実さも見られます。低金利で運営するためには利子を含めて回収する必要があります。そのためネット銀行は審査基準が少々高めに設定されているようです。
 ただし基準は高いかしれませんが、店舗型の銀行と比べると分かるように金利は安めです。審査を受けるだけならばタダなので、受けるだけ受けてみる価値はあるでしょう。

完済時年齢が重要

 非正規雇用が増えている今、雇用形態だけでローンを断られることは少なくなってきました。派遣社員や契約社員でも勤続年数が長く、十分な収入があれば審査が通ることもあります。
 また終身雇用制が怪しくなってきたこともあり、今や転職は珍しくありません。以前は勤続年数が短いと審査が通りにくかったものですが、最近はあまり考慮されていないようです。
 代わりに雇用形態や勤続年数よりも重視されているのが完済時年齢です。ローンを完済するときの年齢を70〜80歳までと定めている銀行が多いようで、それ以上をオーバーするようならば審査の通過は難しくなるでしょう。35年ローンを組む場合は遅くても40歳までには申し込んでおきたいものです。

審査はやや厳しい?

 カードローンなどと比べて、住宅ローンは融資の金額が多いことから、基準は厳しくなりがち。しかし、審査基準は共通したものではなく、銀行によって異なります。A銀行では審査が通らなかったのに、B銀行では通過するということも十分にあり得るのです。
 現在、ネット銀行はまだまだ発展途中のビジネスのため、どの銀行も顧客を少しでも多く囲い込もうとしています。審査がやや厳しいと言われているネット銀行も、大手銀行では基準を少し緩めに設定している話も出ています。
 加齢するにつれて病気や怪我のリスクが増えるため、ローンの申請は若ければ若いほど有利。審査だけならば無料なので住宅ローンを考えている方は早めに申請した方がいいかもしれません。