2015年08月02日 09時30分
「ネットスーパー」と「店舗」の違いは? 気になる“価格事情”を解説
「ネットスーパー」と「店舗」で、商品の値段は異なるの?
「ネットスーパー」は、生鮮食品を扱う実店舗を持つスーパーチェーンがネット注文で商品の販売を行うサービスで、現在、利用者が急増している。まだ、利用していない人にとっては、最も気になるのが“価格事情”。実際に、店舗と値段が異なることはあるのだろうか? 店舗同様にお買い得商品はあるのか? 詳しく解説していこう。
■価格は店舗とほぼ同等 場合によっては店舗よりオトクに!
ネットスーパーで販売されている商品の金額は、基本的に店舗と同等。品揃えもほぼ同じとなる。例えば、大手の「SEIYUドットコム」「イトーヨーカドー」では、生鮮食品から飲料、日用品、衣料など約3万点を取り扱っている。
ただし、倉庫のような大きなセンターで商品を管理している場合、品揃えは店舗と異なる。ちなみに、このような“センター出荷型”では、消費推奨期限が近づいた菓子や日用品などを“訳あり品”として店舗よりお得に買えることもある。
■チラシ掲載の特売品も購入可能
スーパーの魅力といえば、やはりチラシに掲載されている特売品。そこで覚えておきたいのが、実はほとんどのネットスーパーでも、チラシと同じ金額で商品を買うことができる点だ。
さらに、前日から注文できるというネットならではのサービスもある。例えば、イトーヨーカドーでは、セール開始前日の17時から注文可能。最終日の商品は16時(一部店舗は15時)までに注文の上、当日配達にすればお得な値段となる。
■配送料は一定金額以上の買い物で無料
自宅に商品を配送するには、通常300円〜500円程度の配送料がかかる。だが、一定金額の購入で無料になるため、実際には支払いのない形をとる人が多いようだ。
ちなみにイトーヨーカドーは、ネットスーパー限定で子育て中の女性にお得なサービスを用意している。交付から4年以内の母子手帳を掲示すれば、通常324円(税込)の配送料が4年間100円(同)になるのだ。一定額以上、買い物をしない場合に活用したい。
■クレジットカード払いなら割引がある
ネットスーパーの支払い方法は、クレジットカードか代金引換が基本だ。母体となる企業と提携しているカードを利用する場合、お得な割引があるので、登録の際に確認しよう。
次回は、ネットスーパーにおける注文時の注意点を紹介する。
>>利用者1万1756人が選ぶ! 「ネットスーパー」総合満足度ランキング
>>「ネットスーパー」はポイントもお得! 大手3社のサービス紹介