2013年05月29日 10時14分
【安全運転ナビ】運転時、前車が作る“死角”に注意
”死角”に注意し、様々なケースを想定して運転を!
車の運転に、死角はつきもの。大型車の後ろを走行しているときや、前車が駐車場に入ろうとするときにも、歩行者や自転車が見えづらくなるといった経験は、多くの人がしているだろう。具体的な死角および安全運転のポイントを、【片側1車線の直線路を走行中に前車が駐車場に入ろうとするケース】を例として見ていこう。
■ポイント1:出庫車
駐車場においては、入る車もあれば出る車もある。そのため、前車を追い越そうとすると、出庫車に気付かず衝突する危険が。追い越しをするなら、一気に前車の側方を通過するのはやめて、しっかりと安全確認を。
■ポイント2:自転車
駐車場に入ろうとする車は、路側帯をさえぎる。そのため、車を避けようとした自転車が突然、自車線に出てくることもあるだろう。衝突を防ぐために存在や動きを予測し、自転車が見えたら停止して先に通過させるのが賢明だ。
■ポイント3:対向車
前車を避けようとして、対向車線にはみ出すドライバーも多い。ところが対向車線からは、車が来る可能性がある。停止して前車が駐車場に入るのを待つのが最も安全だが、追い越す際は対向車の接近を念頭に置いておこう。
これらのような死角のほか、前車の減速や急停止に気づかず、追突してしまうという危険もある。楽しいドライブ中に事故に見舞われないよう、様々なケースの想定を忘れず運転しよう。