自動車保険の“プロ”が答える! 子どものいる家族が入るべき特約は?

子どものいる家族が入るべき特約って? [拡大する]

子どものいる家族が入るべき特約って?

 自動車保険に詳しいファイナンシャルプランナーの横川由理氏に、保険を選ぶ際に抑えておくべきポイントを“初心者目線”で聞く同特集。前回は、週末のみ運転する人に向けた保険料を抑えるコツについてお伝えした。今回は、子どものいる家族が入るべき特約について紹介する。

【Q】
小学生の子どもがいるので、人に迷惑を掛けたら心配です。ものを壊したり、けがをさせた場合の補償を大きくしたい…

【A】
「個人賠償責任保険特約」を付帯しましょう

 子どもがいる家族の場合は、特約として「個人賠償責任保険特約」に入っておくことで補償が大きくなります。「個人賠償責任保険特約」は、車とは関係ない事故やトラブルで法律上の損害賠償責任を負った際に保険金が支払われる特約です。

 たとえば、ショップで商品を落として割った、学校で誤って友人の眼鏡を壊した、駐車している車を傷つけたなどに対して支払われます。ちなみに、「個人賠償責任保険特約」は1億円か2億円の補償が多くなっています。火災保険などでも加入することができます。

■「弁護士費用特約」も便利な特約!

 さらに、「弁護士費用特約」を付けておくと安心です。事故が起きた場合、通常は自分の自動車保険の会社が相手と示談交渉をするもの。ただし、信号待ちしているときに追突されたなど、自分が一切悪くない事故に巻き込まれ、相手への賠償が発生しない10対0となることがあります。そんな場合には、自分の保険会社では示談交渉ができないため、被害者本人が加害者側と話をしなければなりません。

 そういったケースで、弁護士費用特約があれば、相手方に対して損害賠償請求を行うときなどに生じる弁護士費用や法律相談をするときの費用が支払われます。1事故につき、1名あたり300万円限度が多いようです。自転車事故など個人賠償責任保険の対象となる事故も対象となるので、いざという際に非常に便利です。

(取材協力:ファイナンシャルプランナー・横川由理)
FPエージェンシー代表。 FP資格取得講座をはじめ、マネーセミナー、執筆など幅広く活動。 著書に『保険 こう選ぶのが正解!』(実務教育出版)、『50歳から役に立つ「お金のマル得術」』(宝島社)、『よい保険・悪い保険2015年版』(宝島社)などがある。

(取材・文:寺本亜紀)

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自動車保険選びのポイント

任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

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