事故件数が6割減!? 「保険料」も割引になる“車の安全性能”事情

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保険料も割引になる! 自動車“安全技術”の最新動向を紹介

 各自動車メーカーが、自動ブレーキなど先進的な運転支援システムの研究・開発をこぞって進めている。最先端のシステムを搭載した車は、非搭載車に比べ、事故件数が6割少ないというデータもある。こういった実態を踏まえ、昨年末には損害保険各社が安全装置搭載車の掛金を優遇するとの報道も出た。自動ブレーキを含む「ASV(先進安全自動車)」については、2017年1月から自動車保険料が平均で10%割り引かれるというのだ。

 こうした動きからもわかる通り、国産車の予防安全性能は日進月歩だ。では、各社のシステムにはどのような違いがあるのだろうか? 国内の自動車メーカーを3社ピックアップして最新事情を紹介しよう。

■スバル「アイサイト」

 ASVの分野において他社をリードしているのが、スバル(富士重工業)。1989年から四半世紀にわたり、衝突被害軽減ブレーキ「アイサイト」を開発。市販車に実用化された世界初のシステムだ。最新鋭の「Ver3」では、危険を察知するステレオカメラの性能がさらに進化。視野角と視認距離が40%拡大し、カラー画像化によって先行車のブレーキランプも視認できるようになった。広角の視野で横断歩行者や周囲の自動車を認識し、衝突の危険を察知すると警報によって注意喚起。ドライバーによる回避操作がない場合は、自動でブレーキがかかる。

 同社による最新の調査では、アイサイト(Ver2)搭載車は非搭載車に比べ事故発生件数が6割減ったとの結果も出ている。

■ダイハツ「スマートアシスト」

 一方、ダイハツは、衝突回避支援システム「スマートアシスト」を世界で初めて軽自動車に搭載した。レーザーレーダーにより先行車を監視し、衝突の危険性が高まった場合に緊急ブレーキで減速、衝突回避や被害の軽減をはかる仕組みで、軽自動車における衝突回避支援システム搭載車で累計販売台数はNo.1を誇る(2015年3月時点)。昨年登場した最新の「スマートアシストII」では、自動ブレーキ機能が作動する車速域が広がり(条件あり)、新たに歩行者を検知する単眼カメラも追加された。なお、衝突回避ブレーキの作動対象は車両のみ。

■日産「エマージェンシーブレーキ」

 最後は、日産の「エマージェンシーブレーキ」。フロントカメラなどで前方の車両や歩行者を検知し、衝突の可能性が高まった場合は警告灯とブザーで回避操作を促す。万が一、適切に減速されなかった場合は、自動で緊急ブレーキが作動する仕組みだ。最新の技術では、約30キロ以下で衝突回避の能力を発揮。また、時速約10〜80キロの範囲で走行中に自動ブレーキが作動するが、停止している車両と歩行者に対しては時速約60キロ以上では作動しない。

 100万円以下の安価な軽自動車にも採用されるなど、広がりを見せるASV。このまま普及が拡大すれば、さらなる自動車保険料の引き下げも考えられる。これからの車に、ますます欠かせない機能になっていきそうだ。

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