事故で自動車保険料はどう変わる? 大きく影響するのは“等級”!


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事故と“等級”はどう関係しているのか? 保険料の割引率もあわせて紹介 [拡大する]

事故と“等級”はどう関係しているのか? 保険料の割引率もあわせて紹介

 自動車保険は、6等級(条件によっては7等級)からスタートし、1年間無事故で過ごせば、7等級、8等級という具合にひとつずつ上がっていく。単に数が増えるだけでなく、同時に割引率もアップする仕組みだ。自動車保険の契約者や新規加入を検討している人は、改めて事故と等級の関係について確認していこう。

 等級の割引率は、例えば6等級であれば19%。これが7等級に上がれば30%、8等級なら40%、そして20等級では63%となる(※日本損害保険協会の割引率より)。

 ほとんどの保険会社では、最大20等級を設定し、割引率も最大となっている。つまり、保険を使わない安全運転のベテランドライバーほど保険料は安くなる仕組みだ。では、事故を起こすとどうなってしまうのだろうか?

■事故で保険を使うと割引率は5割以上削られる

 事故を起こして保険を使えば、通常、等級は翌年に3つ下がり、割引率は5割以上削られる。例えば10等級で事故を起こし、保険を使った場合、翌年は7等級となり、45%割引だったのが20%割引となる。等級が保険料に与える影響は大きく、負担も大幅増になることがわかるだろう。

 さらに重要なポイントがある。先ほどの割引率の例では「7等級30%割引」と記載したが、上述のように事故を起こして保険を使うと「7等級20%割引」となるのだ。これは、通常「無事故係数」が適用されているものが、事故で保険を使うと「事故有等級」が適用されてしまうため。ペナルティ的な意味合いも強く、契約者の保険料負担は大きくなる。

■保険料負担の大きい「事故有等級」は3年間続く

 事故を起こし、保険を使うと翌年には等級が下がり、さらに「事故有等級」が適用され、保険料の負担が大きくなる。この事故有等級は、翌年だけでなく3年間適用されるため、元の等級に戻るには時間がかかる。以下の例を見てほしい。

【10等級45%割引のドライバーが事故を起こして保険を使った場合】
↓翌年
7等級 20%割引(無事故係数では30%割引)
↓2年目
8等級 21%割引(無事故係数では40%割引)
↓3年目
9等級 22%割引(無事故係数では43%割引)
↓4年目
10等級 45%割引

 元の10等級に戻るには3年間を要し、その間、負担増がずっと続くことになる。なお、この3年の間に再度事故を起こして保険を使えば、事故有等級の期間はさらに長くなってしまう。長期に渡って負担が大きくなることのないよう、安全運転を心がけたい。

(文/西村有樹)

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自動車保険選びのポイント

任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

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