2016年04月19日 09時30分

軽自動車ドライバーは要確認! “事故率”で「保険料」が割高に!?

低コストが魅力の軽自動車だが、保険料見直しにより割高になる可能性もある [拡大する]

低コストが魅力の軽自動車だが、保険料見直しにより割高になる可能性もある

 自動車保険料は、普通自動車より軽自動車の方が安いイメージがあるが、今後は軽自動車の保険料に関する仕組みが見直され、車種によっては従来よりも割高になるという。ドライバーは、改めて自動車保険の見直しが必要になるかもしれない。

■軽自動車の保険料に車種ごとの事故率を反映

 2018年をめどに、損保各社が車種ごとの事故率を反映させる仕組みを軽自動車の自動車保険料にも導入するという方針があることが先ごろわかった。現在、普通自動車の保険料には、車種による事故率は反映されているが、軽自動車にはそれがなかった。だが、今後は普通自動車と同様の仕組みを導入。新たな料率では最大で2倍程度の差がつけられるという。あわせて、自動ブレーキ搭載車の場合に保険料が10%ほど安くなる制度も導入される見込みだ。

■自動車保険はどのように選ぶべき?

 これまで「保険料が安い」という理由で軽自動車を選んでいた人は、導入の際には加入している自動車保険を見直す必要があるだろう。同じ車種でも、補償内容によって保険料は異なるため、ダイレクト型と代理店型の両方から見積もりをとり、比較・検討するなどして、なるべく“オトク”な方法を探っていくとよさそうだ。

 また、これから軽自動車を購入する予定の人は、少なくとも自動ブレーキ搭載車を選ぶようにすると、保険料をおさえることができるだろう。

 軽自動車の保険料新料率の導入は、すぐではないが、数年後にはほぼ確実に取り入れられそうだ。これまで軽自動車は保険料が安いといわれてきたが、車種によっては普通自動車の方が安くなるケースも出てくるかもしれない。

文/ロックスター 西田

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自動車保険選びのポイント

任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

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