2016年03月17日 09時00分
ネット銀行の「自動融資サービス」って何? メリットと注意点も紹介
預金残高が不足していてもお金がおろせる!? 便利な「自動融資サービス」について紹介!
通帳の預金残高がないのに、お金を引き出せたり、引き落としが行われるといったことがある。「預金残高がないのになぜ?」と思う人もいるかもしれないが、大抵の場合は定期預金の一部を貸し付けという形で引き出せるようになっていたり、カードローンの借入している状態になっているのだ。
通帳記帳をおろそかにしていたり、預金残高の確認を怠っている人の中には、このように、知らない間に融資を受けることになっていたという人もいる。
預金残高が不足している時に、自動的に融資を受けられる仕組みのことを、「自動融資」といい、ネット銀行ではジャパンネット銀行が「残高不足サポート機能」としてサービスを提供している。
■自動融資サービスとは?
各行によってサービス名称は異なるが、前出のとおり残高が不足している時に自動的に借入できる仕組みのことを「自動融資」という。「自動融資」とは、残高不足によって口座自動振替やVisaデビットの支払いができない時、ローンの利用可能額の範囲内で自動的に貸し付けを行い、振替や支払いが滞らないようにするサービスだ。
これを読んでいる人の中には、携帯や公共料金、カードの支払いが残高不足で引き落とせなかった経験を持つ人もいるだろう。そういった人には、とても便利なサービスなのだが、忘れていると自動融資を受けていることすらも気づかず、「知らないうちに借りていた」ということにもなりかねないため注意が必要だ。
ちなみに、口座を開設している人であれば、誰でもこのサービスが適用されるわけではない。自動融資を受けるための契約が事前に必要になるので、必要のない人は契約しないかぎり適用されることはないので安心してほしい。また、ローンの返済には、この仕組みは適用されないため、やはり定期的な残高の確認は必要だ。
文/ロックスター
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