2016年05月29日 10時00分

貯金がうまい人はこうしてる!? 予期せぬ「臨時出費」の備え方!

“貯金ができない”人必見! 予期せぬ「臨時出費」のワナはどこにある!? [拡大する]

“貯金ができない”人必見! 予期せぬ「臨時出費」のワナはどこにある!?

 「お金が貯まらない!」と悩んでいる人は、「そんなにお金を使っていないのに…」「毎月貯めようと思っているのに…」ということが多い。ところが、よくよく話を聞いてみると、「臨時出費」のことを忘れ、出費がオーバーしているというケースがある。今回は、予期せぬ「臨時出費」のワナについてお伝えしよう。

■年齢とともに増えていく“冠婚葬祭費”に注意!
 年齢を重ねるとともに人間関係の幅が広がっていき、友人や知人、先輩・後輩が増えていくもの。結婚式シーズンではご祝儀代のほか、女性であればドレス代やヘアセット代などの臨時出費がかかると感じているのではないだろうか。

 また、冠婚葬祭のうち“葬”である、葬儀に参列する機会は、若いころは少ないかもしれないが、年齢とともにどうしても機会が増えていく。

 結婚式に出るような間柄は、ある程度限られているかもしれないが、葬儀の場合は、「昔お世話になった人」「仕事関係の人」など、最近交流がない人の場合でも参加することが多いだろう。その分、回数も増えてしまう。

 冠婚葬祭は、予期せぬときにやってくるものなので、臨時出費としてある程度考えておくことが大切だ。

■家電などの買い替えも大きな出費に!
 冠婚葬祭費以外にも、「洗濯機が壊れた」「スマホの故障・紛失」などにより、突然の買い変えが発生し、大きな出費が必要になることもある。また、「急きょ休みが取れたから、旅行に行こう」などということもあるかもしれない。実家にいる親の体調不良などにより、週末に帰省するといった場合もあるだろう。

 それらの臨時出費が積み重なっていくと、数万円〜数十万円単位の金額になることを意識しておこう。

■「臨時出費」として、日ごろから準備しておくのがおすすめ
 これらの「臨時出費」は、どのように準備したらいいのだろうか。いざ必要になったときに「お金がない」と慌てて、せっかく積み上げてきた貯蓄を取り崩してしまうのはもったいない。ある程度予測しておけば、貯蓄の取り崩しは防げるはずだ。

 例えば10万円や20万円くらいを目安に、ある程度融通を聞かせられるお金を生活費と貯蓄以外の場所に取っておくことをオススメしたい。月々1万円などと決めた金額を専用口座に移していってもいいし、半年のボーナスごとに、数万円ずつ貯蓄しておくのもいいだろう。その口座のお金を使ったら、なるべく早めに補充しておくようにしよう。

 事前に備えておくことで、結婚式や旅行など、楽しいイベントがあったときに、「お金がないから」「貯蓄を崩すのは…」と躊躇することもなくなるのだ。お金のある・ないに縛られず、希望に近い形で実現できるようになるはずだ。

■(ライター:西山美紀)
ファイナンシャルプランナー。1万件以上のマネーデータを分析し、500人以上にマネーの取材経験あり。マネーや女性の生き方などをテーマに取材・執筆・記事監修などを行う。男の子、女の子の2児の母でもある。ブログ:http://ameblo.jp/nishiyamamiki/

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