メガバンクの15倍! マイナス金利後の「ネット銀行」の実力はいかに…

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【図表】定期預金の金利比較

 日銀がマイナス金利政策を導入してから約4ヶ月が過ぎた。貯蓄性の保険は売り止めされ、消費者にとって身近な銀行は、ほとんどが軒並み預金の金利を下げたことは記憶に新しい。では、ネット銀行はどうなっているのだろうか。今回は、定期預金の金利を比較し、ネット銀行の実力を検証していく。

■金利が高いのは定期預金

 定期預金は、預入期間が決まっており、原則として期間終了(満期日)まで引出しができない。預入時の金利は満期日まで適用され、いつでも出し入れ可能な普通預金の金利より高めに設定されている場合が多い。この金利は満期日まで引出しをしないことが条件となっており、中途解約をすると預入時の金利は適用されないので注意したい。

■メガバンクの15倍になることも…

 では、100万円を定期預金に1年間預けるとしよう。主なメガバンクの定期預金の金利は、マイナス金利導入後はおおむね0.01%。1年後の利息はというと、なんと100円(税金は考慮せず。以下同じ)。本当にスズメの涙程度だ。

 それに対し、ネット銀行を見てみよう。ネット銀行もマイナス金利導入後から金利を下げているが、それでも一般銀行と比較すると違いは大きい。

 ソニー銀行の定期預金(1年)の金利は0.07%、6月からの「円定期特別金利」時では0.15%。メガバンクと比較するとなんと7倍、キャンペーン時なら15倍だ。そのほか、楽天銀行が0.04%だが、「円定期預金特別金利」時ではメガバンクの12倍の0.12%。ボーナス月となる6月は、キャンペーン金利を打ち出すネット銀行もあるため要チェックだ。

 また、住信SBI銀行とセブン銀行が0.03%。イオン銀行は0.1%で、キャンペーン時でなくてもこの金利はオトクといえる。

 さらに、じぶん銀行はauユーザーで条件を満たせば、0.05%に0.1%の金利が上乗せされ、0.15%に。利息にするとなんと1500円になる。auユーザーにとっては何ともうれしい特典といえる。

 ネット銀行が高い金利を維持できているのは、その多くが実店舗を持たず、コストをかけないというのが理由の一つだ。さらに、手数料が無料のところも多いので、そういった部分も踏まえてネット銀行の魅力は高いといえるだろう。

※文中の金利は税引き前で、原則2016年5月20日現在のもの、キャンペーン金利は6月7日現在のもの。

【文/田中真里子】
ファイナンシャル・プランナー。30歳で両親の相続を経験し、お金の知識は生きていくために欠かせないと痛感しFP資格を取得。難しいからと敬遠されがちなお金の情報を「わかりやすく通訳、翻訳できるFP」を目指し活動中。
【監修/SAKU株式会社】

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