増えがちな年末の出費 お金のプロが教える“管理するワザ”とは

飲み会は絞ってみよう 年末の「お金の管理」についてお金のプロがアドバイス(写真はイメージ) [拡大する]

飲み会は絞ってみよう 年末の「お金の管理」についてお金のプロがアドバイス(写真はイメージ)

 年末になるとさまざまなイベントがあり、お金を使う機会も増える。ボーナスが出る人は、手にするお金が増えることで、つい無駄遣いも多くなるかもしれない。そこで今回は、年末の「お金の管理」について、ムダな出費を減らしてお金が貯まるようになる方法についてお伝えしよう。

■ボーナスは「半分は手を付けない」

 ボーナスが出る人は、ボーナスが出た際の行動が肝心だ。「ボーナスが出たから何か買おう」とワクワクする人もいれば、「すでにボーナスをアテにして、クレジットカードのボーナス払い済み。ほとんどなくなる」という人もいるだろう。

 おすすめしたいのは、「ボーナスが出たら、まずは半分を先に貯めてしまう」ということだ。もしボーナスが30万円なら15万円を貯め、40万円なら20万円を貯めるのだ。

 手元に残ったお金で、欲しかったものを買うこと。この順番さえ身につければ、ボーナスのたびに貯蓄が増えていく。残ったお金を全部使い切ったとしても貯蓄が確保される。使えるお金があらかじめ決められていれば、ムダな出費もなくなるはずだ。

 もし、「すでにボーナス払いをしている」などで今回のボーナスでは間に合わない場合、次のボーナスが出たときはこの順番を必ず守るようにしよう。

■「年末にやりたいこと」を書き出して優先順位をつける

 あれも欲しいしこれも欲しい。この飲み会にも行きたいし、旅行もしたい、と思っていると、出費は月収とボーナスを軽く上回ってしまう。そこで、やりたいことを思いつくままにどんどん書きしていくことをおすすめしたい。家族で、お互い書き出して見せ合うのも良い。箇条書きになったものを見てみると、「これははずせない」「これは来年でもいいな」などとある程度優先順位が見えてくる。その優先順位の高いものから叶えられるようにお金を配分しよう。

 ほかにも、欲しいものをリストにするメリットがある。それは、優先順位の低いものにお金を使おうと思ったとき、「待てよ、あっちにお金を使いたいから残しておかなくては」と、落ち着いて考えることができて踏みとどまる選択もできるという効果だ。

■飲み会やパーティーなどは絞ってみる

 忘年会やクリスマス会など、お付き合いがどうしても多くなるのもこの時期だ。とはいっても、「誘われると何も考えないで参加する」という人は、お金が出ていくだけ。そこで、あまりに回数が増えてしまう場合は、1次会だけは参加するように調整するほか、まだ決まっていなければ年明けの新年会にするというのも一案だ。

■ただし、大切な出費は惜しまない

 年末はお金がかかるからといって、大切な出費まで削っていては本末転倒だ。お世話になった方、大切な人への贈り物や食事の席などに対してのお金は惜しまないようにしたい。年末に出るお金として、こちらを最優先に使えるように、あらかじめどこかにメモしておくとよいだろう。

 お金の出入りは行動と大きく密接するもの。意識するかどうかで行動は変わるので、上記のことを頭に入れながら、楽しい年末を過ごそう。

(ライター:西山美紀)
ファイナンシャルプランナー。2児の母。これまでに1万件以上のマネーデータを分析し、500人以上にマネーの取材を行うほか、女性の生き方などをテーマに取材・執筆・記事監修なども行っている。著書に『お金が貯まる「体質」のつくり方』(すばる舎)

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