バイク保険(任意保険)の加入率は?バイク保険が必要な理由も解説
万一の事故に備えるバイク保険の種類と加入率、バイク保険が必要な理由について解説します。
目次
バイク保険(任意保険)の加入率
ここでは、損害保険料率算出機構が発表した、バイク保険の2023年度の種類別加入率(普及率)を見ていきましょう。加入率の割合をイメージしやすくするため、自家用普通乗用車向けで補償内容が同じ任意保険の加入率と併せてご紹介します。
対人賠償保険の加入率
バイク(二輪車)と自家用普通乗用車の対人賠償保険の加入率は下記のとおりです。
二輪車 | 46.7% |
自家用普通乗用車 | 82.6% |
対物賠償保険の加入率
対物賠償保険の加入率は下記のとおりです。
二輪車 | 47.7% |
自家用普通乗用車 | 82.6% |
搭乗者傷害保険の加入率
搭乗者傷害保険は、後述する人身傷害保険と異なり、ケガをした部位やケガの程度によって支払われる保険金額があらかじめ決められています。治療にかかった費用が全額補償されるわけではありません。
搭乗者傷害保険の加入率は下記のとおりです。
二輪車 | 28.0% |
自家用普通乗用車 | 39.0% |
人身傷害保険の加入率
人身傷害保険の加入率は下記のとおりです。
二輪車 | 17.3% |
自家用普通乗用車 | 81.7% |
車両保険の加入率
車両保険の加入率は下記のとおりです。
二輪車 | 2.3% |
自家用普通乗用車 | 63.0% |
バイク保険(任意保険)が必要な理由
一方で、相手がケガをした場合には、治療費だけでなく、入院費や精神的慰謝料、休業補償なども賠償する必要があります。
また、事故により運転者や同乗者が死傷しても、自賠責保険からの補償はなく、物的損害に対する補償もありません。自賠責保険だけでなく、バイク保険にも加入して、万一の事態に備えることが大切です。
バイク保険の必要性については、下記の記事をご覧ください。
バイク保険(任意保険)は無駄?その必要性を解説
原付でもバイク保険(任意保険)に加入が可能
また、原付以外に乗用車や軽自動車などを所有している場合、その自動車保険に、原付での事故も補償に含める「ファミリーバイク特約」を付帯することができます。なお、ファミリーバイク特約の場合、ロードサービスが対象外となっていたり、運転者のケガへの補償内容に違いがあったりするなど、保険会社によって原付単体でのバイク保険と補償内容が異なる場合があります。
原付は普通自動車免許で乗ることができ、自転車代わりに使える手軽さが特徴です。しかし、自転車同様に小回りがきく分、狭い道なども走行しやすいため、子供の飛び出しや自転車との衝突といった事故の危険性があります。
そんな原付だからこそ、任意保険に加入することをおすすめします。任意保険なら自賠責保険で補償されない部分をしっかりカバーできますから、万一の際にも安心です。
ファミリーバイク特約については、下記の記事をご覧ください。
ファミリーバイク特約とは?補償内容やバイク保険との違いを解説
バイク保険(任意保険)で必要な補償を用意することが、バイクライフの第一歩
バイク向けの任意保険には、さまざまな種類があります。自分にはどんな保険が必要なのかを考え、じっくり比較検討して決めましょう。バイク保険によって必要な補償を用意しておくことが、安心のバイクライフの第一歩です。
オリコンでは、日本最大級の規模で調査を行い、毎年「バイク保険 オリコン顧客満足度ランキング」を発表しています。保険料や商品内容の充実さなど、さまざまな視点のランキングを確認できますので、バイク保険加入を検討している人は参考にしてください。
バイク保険 オリコン顧客満足度ランキング