不動産屋を介さない「中古住宅探し」が話題! 売り手も買い手もメリットあり

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売り手と買い手双方にメリットがある「中古住宅探し」について解説

 中古住宅を買う場合、不動産会社が間に入り、“買いたい人”と“売りたい人”を仲介するのが一般的だ。売り手は買い手を見つけるために不動産会社に委託し、買い手は不動産会社から物件情報を得るのがスタンダードな流れだった。だが最近、売り手と買い手が不動産会社を介さず“直接出会える”プラットフォームが登場し、話題を呼んでいる。個人同士がやりとりをするメリットは何なのだろうか?

 話題になっているのは、Yahoo!JAPANとソニー不動産が昨年11月にスタートさせた『おうちダイレクト』。これまでの不動産業界の商習慣を大きく変える可能性があり、「不動産革命」などとも呼ばれている。その大きな特徴がマッチングサービスだ。

 同サイトでは、まず中古住宅のオーナーが『Yahoo!不動産』内に価格やそのほかのスペックなどを掲載し、サイト上で買い手を募集。家を探している人は、気になる物件があれば直接オーナーに質問したり、見学の申し込みができる(※2016年2月現在、対象は東京・神奈川・千葉のマンションのみ)。

 マッチングが成立したら、以降は不動産仲介業者が間に入り、契約のサポートなどをしてくれる。ポイントは「マッチングの段階では仲介業者はタッチしない」ということだ。

 通常は、仲介業者が物件を周知させるための販促活動を行って買い手をつける。だが、同サイトでは、Web上のプラットフォームを活用し、両者を直接引き合わせることで、これまで売り手が仲介業者に支払っていた売却手数料をカットできる仕組みをつくった。例えば、5000万円の物件の場合、同サイトで売り出すことにより156万円(税別)の手数料を節約できるという。浮いたコストのぶん、もしかしたら買い手側にも売買成立時の手数料をディスカウントしてもらえるかもしれない。

 ちなみに、同サイトでは売り出し価格もオーナー自身が決めるとのこと。つまり、オーナー側の言い値であるため、相場に照らして適正かどうかは買い手が見極める必要がある。思い入れがあるぶん、相場より高く価格を乗せてくることも考えられるので、その判断を見誤るとかえって損をしてしまうリスクはある。

 利用にあたって留意すべき点はあるものの、このようなサービスは売り手と買い手双方にメリットがあるといえるだろう。これまでの常識を打ち破る試みということで、業界的には若干ざわついているところもあるようだが、少なくとも買い手にとっては、こうした選択肢が増えるのは歓迎すべき流れではないだろうか。

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