プレステージ・インターナショナルがロードサービスで特許を取得、コンタクトセンター経由せず出動手配


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プレステージ・インターナショナルは、ロードサービスで特許を取得した(写真はイメージ)

 プレステージ・インターナショナル(東京都千代田区、玉上進一代表取締役)は、運転時の緊急事態にスマートフォンアプリからロードサービス要請を受け付け、出動可能なフィールドスタッフを自動的に割り出して出動を手配するサービス「プレミアアシスト・ダイレクト」を開発し、ビジネスモデル特許を取得した。近年、自動車保険にロードサービスが付帯されるようになり、ロードサービスの認知、利用率が高まっている一方で、大雪などの天候不良時にロードサービスの要請が集中した場合、コンタクトセンターにつながらないという事態も発生している。同社は、このような課題を解決するテクノロジーの研究開発を推進。スマートフォンやアプリが普及し、電話よりもネットでのやりとりを好む利用者に対して、コンタクトセンターを経由しないネット型のロードサービス(プレミアアシスト・ダイレクト)の需要は高いと考え、同サービスの開発が実現した。

 従来のロードサービスではトラブルの場所、内容、契約の確認をコンタクトセンターのオペレーターが電話で行う必要があったが、同サービスは利用者がスマートフォンのアプリに沿ってタッチするだけで、GPS位置情報、トラブル内容、契約(車両)情報などをサーバーへ送信し、コンタクトセンター(オペレーター)を介さずにサービスの要請を受け付ける。サービスの受け付け後、システムは契約番号、または車両番号などで契約確認を行い、トラブル内容と利用者の位置から最適なフィールドスタッフを選出。フィールドスタッフのタブレット端末へ出動情報を送信し、出動を指示する。利用者へは出動の手配が完了した旨を報告するとともに、駆け付ける隊員の位置をアプリに表示し、到着予定時間を通知する。

 同社のロードサービスを利用する損害保険会社や自動車メーカー向けにプレミアアシスト・ダイレクトのAPIを公開し、自動車保険契約者や自動車オーナーがスマートフォンのアプリから利用できるネット型のロードサービスを展開していく。

 自然災害発生時、特に降雪の場合は、路面凍結によるスリップやチェーンが適切に装着できていないことによる事故、視界不慮による事故などが発生しやすくなる。また、年末年始やお盆、行楽シーズンは、長期間乗っていない車で長距離移動する人も多く、過放電バッテリーの発生や、渋滞による事故発生で、ロードサービスの要請が増加する傾向にある。

 直近では、1月24日・25日に、西日本が記録的な寒波の影響で積雪に見舞われ、雪に慣れていない九州や四国を直撃したこともあり、雪道でのスタックやバッテリー上がりなど、路上で立ち往生するケースが多数発生し、特に、25日午前中にロードサービスの要請が集中した。平日の1日平均の入電数と比較して、250〜300%となり、電話がつながりにくくなった。

 ロードサービスの受け付けでは、特定地域からの電話が込み合う場合、他の地域からの入電も受けられなくなることがあるが、プレミアアシスト・ダイレクトでは、コンタクトセンターの入電状況に影響を受けずにフィールドスタッフを手配する。

 プレステージ・インターナショナルの八久保勝也取締役副社長執行役員・国内事業本部長は「ロードサービスは自動車保険を選択する際の判断材料の一つになってきている。利便性の高いプレミアアシスト・ダイレクトを提供することで、損保会社の競争力向上と、自動車保険の契約者の満足度向上に協力していく」との考えを示している。

 今回の特許取得内容は業務要請システム、業務要請サーバーおよび業務要請プログラム。特許取得日は15年10月30日。

(保険毎日新聞)

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自動車保険選びのポイント

任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

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