走行距離で3社シミュレーション 自動車保険料をFPが検証調査

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実際にモデルプランを設定し、どの程度保険料に差が出るのかを検証

 自動車の使い方は、通勤で毎日使ったり週末のレジャーのみで使用したり、人それぞれ。走行距離が長い人ほど、事故に遭うリスクは高くなる。走行距離別で自動車保険料が変わるプランをテレビCMなどで目にして、興味を持った人もいるだろう。そこで実際に、モデルプランを設定して3社を検証。どの程度保険料に差が出るのか、結果を紹介する。

■通販型では走行距離別に保険料を設定する保険会社が主流

 走行距離区分に応じた自動車保険料を設定している自動車保険会社と、設定していない自動車保険会社がある。通販型では走行距離区分を設定するプランが主流だ。走行距離に応じた自動車保険料の違いをわかりやすくシミュレーションするため、下記モデルプランを設定した。

<例>40代夫婦が夫婦限定で自動車保険契約する場合のモデルプラン
車名:トヨタプリウス(ZVW51)
車両保険:300万円
ノンフリート等級:20級
事故有係数適用期間:0年
年齢条件:40歳代
保有免許証:ゴールド免許
補償内容:対人、対物賠償無制限など基本的なもの

■モデルプランによる3社のシミュレーション結果は?

 過去1年間の総距離(走行距離)を目安にする場合と、特に制限しない場合で保険料についてシミュレーションをした保険料の結果は、下記のとおり。ちなみに自動付帯される保障はそのまま、選択できる保障はできる限り付帯せずに試算。インターネット契約割引や証券不発行割引は適用した。

<過去1年間に走った距離で試算(人身傷害補償なし)>
セゾン自動車火災保険(5000 km以下):2万1870円/年
セゾン自動車火災保険(1万5000 km超):3万2260円/年
イーデザイン損害保険(3000km以下):2万5830円/年
イーデザイン損害保険(1万5000km以上2万km以下):3万5720円/年
<制限しない>
三井ダイレクト損害保険(走行距離制限なし):3万6350円/年

 走行距離の区分設定は自動車保険会社によって異なるが、走行距離の長短による自動車保険料の違いは一目瞭然。過去1年間の総距離を目安にした場合、5000 km以下では保険料の安さが顕著である。年間を通して走行距離が少ないケースでは、その走行距離を条件とした保険選びも選択肢になるということだ。

 自動車保険会社を選ぶときは、事故対応満足度や商品内容充実度などの条件も加味されるため、保険料だけで各社を単純比較できるわけではない。各社さまざまな独自のサービスを提供しているので自身に一番欲しいと思えるサービスを探してみよう。今回のシミュレーション結果を、よりよい自動車保険選びに役立ててほしい。

【文/稲森真美】
2級ファイナンシャル・プランニング技能士。相続や年金、教育費など、生活に密着したお金に関する話をわかりやすく伝えるためにライターとして活動中。

【監修/SAKU】

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自動車保険選びのポイント

任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

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