プリウスは特に注意! “車の盗難”と自動車保険の関係

プリウスは注意  車の盗難に関する自動車保険について(写真はイメージ) [拡大する]

プリウスは注意  車の盗難に関する自動車保険について(写真はイメージ)

 自動車盗難事故の実態がどのくらいのものか知っているだろうか。車両本体が盗難に遭うケースや車上狙い・部品盗難など、その割合は決して減っているわけではない。背景には犯罪グループが関与していたり、海外へ不正に輸出されるなど、ちょっと物騒なイメージがちらつく。被害に遭ってから泣くよりも、未然に防ぐためには何ができるのか、自動車盗難事故について考えたい。

■支払われた保険金は4年連続増加、車両本体盗難

 日本損害保険協会「2016年度 自動車盗難事故実態調査 結果報告」によると、自動車盗難事故のうち、車両本体盗難1件あたりの支払保険金は2013年から増加しており、2016年11月調査では238.4万円とかなりの高額だ。車上狙いの被害による1件あたりの支払保険金は、2016年11月調査で35.8万円だった。気になるのは、車体本体盗難においての支払われる保険金の額だ。最も自動車盗難事故に遭っているのが「プリウス」(トヨタ)で、人気のタイプが狙われやすいようだ。

■等級は1等級ダウン

 盗難によって車両保険の保険金を受け取った場合、1事故につき1等級下がる。また、更新後は、1等級ダウン事故として1年間、有事故契約者の低い割引率が適用されるため、人身事故を起こしていなくても、更新後の保険料がアップしてしまう。

■盗難被害は防げるのか

 被害の状況をみると、車両本体盗難では車の初年度登録から1年以降3年未満と5年以上に集中している。また、盗難発生場所は自宅・契約駐車場ともに屋外が断トツ。施錠はほとんどがドアロックをしていた。しかし、盗難発生時間帯が深夜から朝(22時〜9時)にかけてだ。

 車上狙いの盗難発生場所も自宅・契約駐車場(屋外)がほとんどだが、コンビニ・スーパー駐車場や通勤先駐車場での被害も多いのが特徴。盗難発生時間帯も深夜時間帯以外に日中と夜間も被害に遭っている。被害品の上位3はバック類、外装部品(バンパー・ドアミラー等)、タイヤ・ホイールという順位だ。

 防衛策としては、イモビライザーの装着、バー式ハンドルロック、警報装置、盗難防止ネジ等の盗難防止機器の活用、防犯設備が充実した駐車場の利用、ドアロックを徹底し鍵を車室内に放置しない、貴重品等は車内放置しないなど。ほかにも、コンビニの買物などわずかな時間でも車から離れる際はドアの鍵にロックをかける。また、暗い場所は狙われやすいため防犯灯等の防犯設備が整っている駐車場を利用しよう。

 被害に遭ってからでは遅い。また、偶然その現場に鉢合わせすることも考えられる。何よりもそうさせないためのスキを見せない防犯のための心がけが必要だといえるだろう。

<文/竹谷希美子(ファイナンシャル・プランナーCFP)>
【監修/SAKU株式会社】

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自動車保険選びのポイント

任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

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