自動車の「オートライト機能」が4年後に義務化! 具体的にどう変わる?


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自動でヘッドライトを点灯する「オートライト機能」の義務化で、どう変わる? [拡大する]

自動でヘッドライトを点灯する「オートライト機能」の義務化で、どう変わる?

 国土交通省が、自動車におけるオートライト機能の搭載を義務化。新型車は2020年4月以降に売り出されるものから、継続生産車は2021年10月から機能を有さなければならなくなった。今回は、この義務化の背景や内容について解説していこう。

■オートライト機能とは?

 オートライト機能とは、周囲が一定の暗さになった際に、自動でヘッドライトを点灯させる機能のこと。すでに実装されている車もあり、機能をオンにしておけば、夕暮れ時やトンネルに入る時に自動で点灯する仕組みになっている。

■義務化の背景

 今回の目的は、「ドライバーが歩行者や自転車をできるだけ早く認識することで、夜間の自動車事故を防ぐ」ということだ。

 夜間走行において、ヘッドライトの点灯は当然のこと。だが、タイミングは現在、ドライバーの判断に委ねられているのが一般的だ。点灯が遅れたせいで歩行者に気づかず、事故を起こすケースもあるだろう。現に国土交通省の発表では、歩行中の死亡事故の約7割が夜間に発生している。

 車のライトは、歩行者や自転車などに存在を知らせるためのものでもある。早めの時間帯からヘッドライトをつける行為は、事故防止の一端を担うのだ。

■具体的にどう変わる?

 義務化後は、オートライト機能を手動で解除することはできなくなる。また、これまで備わっていた車でも、点灯する際の明るさの基準はそれぞれで異なっていたが、今後は周囲の照度が1000ルクス未満(晴天の日の日没15分前の明るさに相当)になったら、2秒以内にヘッドライトを点灯させる必要がある。タイミングに明確な基準が設けられたのだ。

 オートライトの義務化によって事故を起こす確率が下がり、実際に引き起こさなければ、事故歴によって等級および保険料が変わってくる自動車保険にも、いい影響がある。今後の展開に期待したい。

<記事/江原さとみ>
ファイナンシャル・プランナー、FPオフィスなでしこ代表(http://www.fp-nadesiko.com/)。システムエンジニアとして働きながらFP資格を取得。その後の証券会社や生・損保代理店での勤務経験を活かし、セミナーや執筆、個人相談など積極的に活動している。「お金の話を身近に、わかりやすく」がモットー。

<監修/SAKU>

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自動車保険選びのポイント

任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

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