超低金利の今こそ必読!? FPが明かす「ネット銀行」の選び方

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マネーに詳しいFPが「ネット銀行」の選ぶべきポイントを解説していく

 ネット銀行は、原則24時間365日利用できる点や金利の高さなどが魅力。だが、マイナス金利の導入もあり、以前に比べて金利は下がっているのが現状だ。そこで今回は、金利以外の要素から選ぶべきポイントを紹介する。いかに損をせずに、活用できるかも金利と同じぐらい大事といえるだろう。

▼金利以上に手数料は重要!?

 昨今の超低金利時代では、いくらお金を預けても得られる額はごくわずか。だからこそ、100円程度とはいえ、手数料は絶対に軽視できないのだ。

 金利面での優位性が高いネット銀行といえども、ここ1、2年の間に普通預金金利が年1%を超えてくることはまずないだろう。0.1%刻み、もしくは0.01%刻みの適用金利を比較してネット銀行を選択することも大事だが、手数料負担についても、慎重に比較検討することが重要といえる。

 ネット銀行の口座からの出金については、コンビニATMを利用するケースが一般的。その際の手数料は、「回数制限なしで無料」「一定回数までは無料」「特定のコンビニは無料、そのほかは有料」などのように分類することができる。

 ほとんどのコンビニATMからの出金について、「24時間365日、何回でも無料」という回数制限なしで無料を強調しているのが新生銀行である。何回でも無料というのは、手数料を気にしなくていいという点で非常に楽だろう。

 同様に、提携コンビニATMについて「24時間365日、何回でも無料」としているのが、じぶん銀行のauユーザー向けサービス。auユーザー以外は、月3回まで無料、4回目からは100円という回数制限がある。

 そのほか、使うコンビニによって違ってくるのがソニー銀行、イオン銀行。ソニー銀行は、セブン-イレブンやミニストップでは「24時間365日、何回でも無料」だが、ローソンやファミリーマートでは月4回まで無料で、5回目からは100円の手数料がかかる。出金回数が月4回以内に収まるなら、どこでも気にする必要はないが、それ以上こまめに出金する可能性がある場合には注意が必要である。

 一方、イオン銀行は、ミニストップで「24時間365日、何回でも無料」であるが、それ以外のコンビニだと、出金可能なローソンやファミリーマートでも、平日昼間は100円、それ以外は200円の手数料が必ずかかる。

 また、利用状況によって無料の回数制限が変わるのが住信SBIネット銀行。どのコンビニATMでも、月2回から最大15回まで出金手数料が無料になるようになっている。利用状況によるランクによって回数制限は異なるが、月2回までは必ず無料なので、出金回数を月2回以内におさえられるなら気にしなくてもいいだろう。

▼他行宛ての振込手数料を比較

 振込の際の注意点もやはり手数料の有無を確認することが重要。振込手数料も「回数制限なしで無料」「一定回数までは無料」「有料」などといった違いがある。

 同じネット銀行間での振込(同行宛ての振込)は、手数料は通常かからないが、他行宛ての場合は一般的にかかるので、一定の範囲で無料になる条件がネット銀行ごとに設定されていると考えておいた方が無難だろう。

 例えば、じぶん銀行では、設立母体ともいえる三菱東京UFJ銀行への振込は無料だ。他行宛ては原則有料だが、auユーザーは月5回までは無料になっている。

 利用状況によるランクやステージによって回数制限が変わるのが新生銀行と住信SBIネット銀行。新生銀行は月1〜10回、住信SBIネット銀行は月1〜15回まで他行宛ての振込が無料になる。

このような振込手数料は、自分の毎月の銀行の利用スタイルを考慮して検討するのがいいだろう。それも踏まえて比較した上で上手に使っていくことをオススメする。

<記事/菱田雅生(マイアドバイザー登録FP)>
早稲田大学法学部卒業後、大手証券会社を経て独立系FPに。資産運用や住宅ローンなどを中心テーマに、相談業務や原稿執筆、セミナー講師などに従事している(http://www.la-consul.com)。

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