引越ししたらすぐ手続きを 「銀行口座」住所変更の重要性

うっかり忘れやすい「銀行口座」の住所変更 忘れているとどうなるのか [拡大する]

うっかり忘れやすい「銀行口座」の住所変更 忘れているとどうなるのか

 引越しをした人は、住所変更の手続きにしばらく追われるだろう。優先順位の高いものから住所変更をすることが多いと思うが、うっかり忘れやすいものがある。それは、「銀行口座」の住所変更だ。住所変更をしなくても、基本的に通帳やキャッシュカードはそのまま使える。ATMからお金も引き出せるのであまり気にしていない人も多いが、実は住所変更をしておくことはとても重要なのだ。その理由についてお伝えしよう。

■キャッシュカードなど紛失の際に困るはめに

 銀行口座の住所変更をしていないと、万一、銀行通帳やキャッシュカードを紛失してしまったときに、「本人確認」が大変になる。銀行に届けられている住所と、自分が持っている運転免許証などの住所に違いがあると、その資料だけでは、本人だと完全に証明できなくなるからだ。ネット銀行を利用している場合は、キャッシュカードを紛失し、さらにログインIDやパスワードもすべて忘れてしまうと、再発行の手続きが困難になってしまう。

 また、主に都市銀行や地方銀行などは、銀行からの連絡が郵送というケースも多い。もし、何か銀行から連絡があった際に、引越後の住所を連絡しておかないと、その郵便物を受け取れない可能性がある。もちろん、郵便局に転居届を出しておけば、原則的に1年ほどは郵便物を転送してもらえるが、それ以降は差出人に戻ってしまう。電話番号が変わっていなければ、銀行から電話をすることもできるが、電話番号も変わっていたら、銀行からコンタクトをとるのが難しくなってしまう。

■住所変更の手続きは意外と簡単

 住所変更の手続きは、ネット上で申し込むこともできるので、それほど面倒なものではない。ネット銀行で住所変更をするには、ログイン後、「各種手続き」や「登録情報と各種設定の確認・変更」などの「お客様情報変更」などのページから手続きが可能だ。取引状況によっては、本人確認書類(運転免許証や健康保険証などのコピー)を送付する必要があるが、例えば利用しているのが預金だけの場合などは、ネット上で新しい住所を入力するだけで、書類等の送付はなくても手続きが完了するケースもある。

 手続き方法がわからない場合は、サイト上の「よくあるご質問」で探してみよう。どうしてもわからなければ、カスタマーセンターに電話で問い合わせるという方法もある。

 今後は、マイナンバーカードの普及などによって情報が一元化され、住所変更の手続き等の煩雑さはもしかしたら緩和される可能性もあるが、目下のところは、住所変更は自ら行うことが必要。忘れないようにしよう。

(ライター:西山美紀)
ファイナンシャルプランナー。2児の母。これまでに1万件以上のマネーデータを分析し、500人以上にマネーの取材を行うほか、女性の生き方などをテーマに取材・執筆・記事監修なども行っている。著書に『お金が貯まる「体質」のつくり方』(すばる舎)。公式サイト:http://www.nishiyamamiki.jp/

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