2013年03月14日 13時00分
新生活、取り入れたいのは「スマホのテザリング」より「モバイルWi-Fiルーター」
月額料金の安さや速度制限がない点が認められ、支持されている『WiMAX』
新生活にあたり、最も利用意向が多いインターネット接続方法は【モバイルWi-Fiルーター】であることが、イード社が14日に発表した『新生活のインターネット環境に関する意識調査』で明らかになった。同調査によると、今後の利用意向については、固定回線よりモバイルデータ通信が多数。そのなかで29.3%が「スマートフォンのテザリングとモバイルWi-Fiルーター両方を利用したい」と回答しているものの、「モバイルWi-Fiルーターのみを利用したい」と答えた人は57.5%にのぼっており、話題のテザリングを抑え人気となっている。
モバイルWi-Fiルーターを選ぶ理由については、「外出時でも長時間バッテリーがもつから」が40.7%で1位。そのほか、「スマホのテザリングは、すぐに電池がなくなるから」、「テザリングより安定して通信できそうだから」、「テザリングは速度制限があるから」という比較結果も挙げられている。
また、利用したいキャリアについても調査したところ、最も支持されているのは『WiMAX』という結果に。「月額料金の安さ」や「速度制限がない」点が半数以上に認められていた。例えば動画を楽しみたいとき、ほかのキャリアでは速度制限の解除に費用が発生するが、『WiMAX』には、そもそも速度制限がない。この点が、ユーザーから支持される大きな魅力といえるだろう。
同調査結果に対しイード社は、「タブレットをはじめとするWi-Fi対応端末が普及し、新生活において、いつでもどこでもインターネットに接続する需要が高くなっている」と解説しつつ、モバイルデータ通信サービスの選択時には「バッテリーが重視されている」とコメント。この春、モバイルWi-Fiルーターのユーザーは着実に増えていきそうだ。
【調査概要】
調査期間:2013年2月1日〜5日
調査対象:2013年春以降に新生活(引っ越し)を始める予定の18〜40歳の男女
有効回答数:500
調査地域:全国
データ出展:イード社
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